マレーシアのXhai Studiosがスマホゲーム向けにNEMブロックチェーン技術を導入

 最終更新日2017/05/07    閲覧数1,299回   この記事は 約7分 で読めます。

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昨日、NEM公式ツイッターで突如発表され話題になった、マレーシアのゲーム開発会社がNEMのブロックチェーンを採用するという件です。

部分的な詳細はグーグル神の力を借りてツイッターでお知らせしましたが、今回はその英文記事の全文をちゃんと翻訳したものです(途中コメントや企業紹介はこちらで挿入)

まずはどういうことなのか日本語で読んでみましょう。

マレーシアのXhai Studiosがスマホゲーム向けにNEMブロックチェーン技術を導入

2017年3月13日、マレーシアのサイバージャヤで、革新的なモバイルゲーム開発・販売企業であるXhai Studios (以下、Xhai)は、新しく将来性の豊かなブロックチェーン技術を採用し、現在Xhaiが開発中のプラットフォームへと組み込むことになると発表しました。

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ブロックチェーンは費用効率の高い技術で、金融業界に貢献するだけでなく、ビデオゲーム業界に応用された場合にも革新的な技術になり得るものです。ゲーム開発者は今や彼らの製品を新しいタイプのプラットフォーム上で配布することが可能です。

そのプラットフォームは従来のものよりも、直接的・効果的で費用効率も高く、それゆえに、開発者とプレイヤーの両者に柔軟性を与えてくれるものです。

Xhaiは、革命的で業界最高峰のNEMブロックチェーン技術のプラットフォームを使用する予定です。

(他の機能に加えて)XhaiのNEMを基盤としたプラットフォームにより、開発者は「決済処理を行う仲介業者」を利用する必要がなくなりました。

それはNEMのブロックチェーン技術を使用して、身元を認証し、トランザクションを記録することによって実現します。Xhaiは現在のモバイルゲームとビデオゲームの状況に変革をもたらそうとしているのです。

XEMに交換できるゲームポイント

NEMの暗号通貨であるXEMは、対象となるXhaiのモバイルビデオゲームに組み込まれます。XEMはアプリ内のトークンを購入する際に使用できるだけでなく、集めたゲームポイントをXEMの通貨に交換することもでき、それがゲームをする動機にもつながります。

このような機能により、日常的にゲームをするプレイヤーに将来的な収入の流れを提供してくれる新しいタイプの「暗号通貨経済」が生まれます。

NEMのAPI機能により、アプリケーションとゲームを直接ブロックチェーンのノードに組み込むことが可能となり、第三者のミドルウェアや統合サーバーも必要なくなります。その技術によって、拡張性、スケーラビリティ、そして将来的な持続性も保証されます。さらに重要なことに、NEMは業界標準のAPI規格に従っています。

XEM Walletを内蔵

対象のXhaiのゲームには、QR機能を備えた本格的なXEM Walletが内蔵されています。XhaiがNEMをブロックチェーン技術の供給業者として選択したのは、NEMには前述のAPIコール機能を活かした極めて高い柔軟性や、統合の容易さといった長所が存在するからです。

XEMのウォレットが内蔵されたことにより、プレイヤーは仲間同士で、他のプレイヤーのNEMウォレットのアプリケーション、つまりNEM NanoWalletやNEM Android walletにポイントを送ったり、他のプレイヤーからポイントを受け取ったりすることが可能になります。さらに、ユーザーはXEMをオンラインの取引所に送り、「ゲームの収益」をあらゆる暗号通貨に交換することも可能です。

この話の流れから読み解く範囲では、「ポイント」や「アプリ内トークン」はモザイクが利用されるのではないかと推測します。モザイクとはNEMの機能の1つである「自由に発行することができる独自トークン」のことになります。そのモザイクはネームスペースというドメインのようなものに紐づけられることになります。
詳しく知りたい方はこちらにまとめてますのでチェックしてみてください。

NEMのブロックチェーン技術を使用するというXhaiの決断により、NEMプラットフォームの真価が実証されたと言えるでしょう。NEMのパブリックブロックチェーンを使用するという決定は、NEMのロードマップともうまく適合するものです。

「真価が実証された」、というのは言い過ぎかと。「可能性に期待された」とか「真価が実証されはじめた」、としたほうがいいのかなーと思いました。

Lonさんは?

NEM.io財団代表のLon Wong氏によれば、

多くの企業においてプライベートチェーン(mijin)が採用されており、私たちはすでに強いビジネスリーダーシップを発揮しています。今回のゲーム業界における私たちのパブリックブロックチェーンの採用は、非常にタイミングの良いものでした。私たちは現在、金融、物流、モノのインターネット、そして公証分野への私たちのブロックチェーン技術の応用例を提示しようとしていたところであり、そして今回の件でゲーム業界にまでそれは広がりました。

とのことです。

Xhai社CEOのコメント

Xhai Studiosの代表であるOtto von Nostitz氏は次のように述べます。

私たちはすでにプラットフォーム上に展開するゲームを何本か完成させており、それらは現在ブロックチェーンのアプリケーションと統合するために微調整が行われている最中です。可能であれば、ブロックチェーンを使用した最初のゲームを数か月内に発表したいと思っています。

Xhai Studiosについて

Xhai Studiosは革新的なモバイルゲームの開発・販売企業であり、マレーシアのサイバージャヤで、Sami AbuzarifaとOtto von Nostitzにより共同で創立されました。

Xhaiは自身のゲームを販売するだけでなく、クライアントの依頼を受けてゲームの作成も行ってきました。そして今、ブロックチェーン技術を応用して最新のゲームを発表することで、新天地を切り開く準備が整いました。

Xhai Studios公式サイト
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Xhai Studiosが開発してる公開中のゲーム

Send 'em to Hell(ヤツらを地獄に落とせ)
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実際にプレイしていないですが、どうやら「トランプ」「ヒトラー」「キム」というキャラクターを選択するブラックなゲームのようです(笑)
このゲームにもNEMが採用されるという情報はないので勘違いされないよう…

実際に遊んでみた方の感想

NEM.io財団について

NEM.io財団は、NEMのブロックチェーン技術を世界的に普及させるために設立された非営利団体です。現在のところ暗号通貨の分野では、もっとも潤沢な資金があり、大きな成功を収めたブロックチェーンのプロジェクトの一つです。その技術は現在、1億5000万人の顧客を抱える日立のような様々な企業や金融機関で使用(実証実験)されています。

原文:XHAI STUDIOS ADOPTS BLOCKCHAIN TECHNOLOGY FOR VIDEO GAMES

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トレンドストリーム
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FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやNEM、イーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2017年でFX歴8年目、独立して7年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。

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