Slock.it は The DAOとの契約者の一つにすぎない

      2016/05/11    閲覧数3,209回   この記事は 約6分 で読めます。

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Slock.itに動きがありました。

急速に増えるSlackのSlock.itコミュニティ

19日に行われたLondon Ethereum Meetupのあと、SlackのSlock.itコミュニティメンバーが急速に増えています。

StorjのSlackは現在の4700メンバーに到達するまで2年ほどかかったようですが、Slock.itは半年とちょっとで4000人を軽く超え、日に日に増加しています。

Slackのアカウント開設はこちらからできます。
http://slack.slock.it:3000/
基本すべて英語ですが、ぜんぜん盛り上がってない日本語チャンネルもありますw

消えたDAOクラウドセール情報

当初はSlock.itの公式サイト内でDAOクラウドセールの詳細な解説ページや問い合わせ窓口などあったのですが、2016年4月初頭くらいにすべて削除されてしまいました。

その理由として、実はドイツ国内の法的な問題によりセールそのものが消滅してしまったのではないかというウワサもありました。この件については真相をつかめていないのですが、セールは消滅したわけではないということは確信できました。

それが、「クラウドセールではないDAOクリエイションだ」という例の件です。

Slock.itが発行/販売するDAOトークンを皆それぞれがが買うのではなく、ETHを燃料のようにして投入し皆それぞれがDAOトークンを創るのだという考えです。

THE DAO IS REVOLUTIONARY

そして日本時間の今朝、次のサイトが公開されました。

The DAO

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当初のSlock.itがDAOトークンを売るというスタンスだったものが、Slock.itはDAOという分散型自律組織の下でワークする契約者の1つに過ぎないというスタンスになっています。

(以下、ぼくのつたない英語力とGoogle大明神の御力によります…)

DAOトークン所有者は、保有する量に応じてProposals(提案)などに対する投票権を得られます。その提案の中に、直近ではSlock.itやMobotiq(P2Pレンタル電気自動車)があり、DAO保有者であればDAOに提案を提出することもできます。

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要するにこれは、Slock.itが事例(レンタル自転車や民泊の件)として挙げている新しいシェアリングエコノミーをDAO配下でやるかどうかの投票…といったことになるのでしょうか。

「The DAOの配下でワークするのはSlock.itのプロダクトだけじゃないよ、なんでもこいよ、おまえらもDAOに提案しに来いよ!」的な流れだと理解しています。

だとするなら、これはとても大きなスタンスチェンジだと思いますし、それこそが分散型自律組織の本来あるべき基本姿勢ではないかとも思うことができました。

DAOクリエイション

まあDAOのクラウドセールなんですが、今後はDAOクリエイションと呼ぶべきですね。

その概要は当初(削除前)のものとほぼ同じです。

DAOトークンはサードパーティなどによって確保されておらず、その100%はDAOクリエイションで創造/発行されるものです。Slock.it関係者であろうがなんであろうが、期間中にDAOを欲しい分だけ作りなさいということですね。

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発行総量に上限がないのでこのスタンスに意味があるのかどうかちょっと僕にはわかりません。

DAOトークンホルダーになるには

あなたがETHを送信するとDAOが新しいDAOトークンをその瞬間に創造することで、あなたはDAOトークン所有者になる。

DAOの単位

Ð
これになったんだと思います。

0.0005Ð、100Ð、25万Ð…

ただ確定ではなく試用されただけかもしれないので、DAOが単位としても適用されたかもしれません。

また、The DAOは正式にはThe ÐΑΩのようです。

DAOのアドレス

公式サイトにてご確認を

DAOのトークン

・トークンを持っていれば提案に対して投票する権利が得られる(保有数に応じて)
・トークンを持っていれば利益に応じた報酬をDAOから受け取ることが出来る。
・P2Pまたは取引所で自由に取引できる。

DAOクリエイション開始日

開催中(2016.5.28 9:00 GMTまで、日本時間18時)

DAOクリエイション開催期間

28日間

DAOクリエイションスケジュール

●最初の14日間:1 ETH=100 DAOで始まり、
●次の10日間:1日ごとに0.5 ETHづつ値上がりし、
●最後の4日間:1.5 ETH=100 DAO

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発行総量

固定数なし。上限なし。
期間中に作られたDAOトークンの総数が上限となり、それ以上でもそれ以下でもない。
2億作られたならそれが上限。

最小トークン数

500万トークン
(ないと思いますが、これ以下になったらどうするんだろう)

成長速度モデル

デフレ

市場取引

28日間のDAOクリエイション終了後、P2Pもしくは取引所にて取引可能。

ホワイトペーパー

the DAO Whitepaper

最後に

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以上、なんだかんだ、最初にあったセール情報を引っ込めて、親子関係を逆転させて再登場したといったお話でした。

詳細なことはぜひ公式サイト教祖様のブログで確認してください。

いやしかし、The DAOについては着実な盛り上がりを見せているようです。

わかりやすいんですよね、エンジニアでもなければ「話そのものが暗号じゃないか…」と感じるテクノロジーの話だけでなくて、カギとか民泊とか電気自動車とか…実生活に関連する「モノ」が絡んでいますので。

未来的な部分もあって直近ではそこまで現実味がない印象はありますが、この先どんな驚きがDAOで提案されるか未知数で、提案者は世界のどこかの大手企業かもしれないし、まだ見ぬ次世代の天才なのかもしれません。

そこら辺の期待値をETHに変えて、"その日"を待っておこうと思います。

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トレンドストリーム
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