SONMがNEMへの移行の可能性を議論、の件について

 最終更新日2017/10/20    閲覧数3,215回   この記事は 約13分 で読めます。

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こちらの話題の件ですが…


まだまだ「移行の可能性を議論・検討」という段階ではあるのですが、その反響(RTといいね)の多さにちょっと戸惑いました笑

しかし、NEMにとってポジティブな話題であるのは間違いないので、元ネタとなった記事を和訳してみました。

その前にSONMってそもそも何よ?

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SONMは「ネットワークマイニングによって組織されたスーパーコンピュータ」で、雑に解説すると、

みんなのパソコンの空きパワーを使って、科学的な計算とかウェブサイトホやゲームサーバーホスティングとかCGIレンダリングとか時間のかかる演算処理とかを分散協力してちゃちゃっとやれるようにしようというプロジェクト、そのパワーを使って上記のような何かの計算処理させたいならSONMトークン(SNM)を買う必要がある。

みたいな感じでしょうかね。似たようなもので先行しているGolemというのがありますがその違いはようわかりません。

SONMのICOは2017年6月15日頃にスタートした後、およそ3日間で上限額の4200万ドル(約47億円)を調達して終わっており、現在はアルファ版が動いているようです。

SNMトークンは現在主に中国のBinanceやLiquiで取引が行われており、24時間の出来高は7600万円程度で、時価総額は約39億円、ランキングは105位と悪すぎではないが良くもない感じです(2017.10.18現在)
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チャートはお決まりの"上場投げ売りフェスティバル"が幕を閉じた後は、まだ正式ローンチしてないのもあり「これぞ適正価格?」のような低空飛行で現在まできています。
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もっと詳しいことはCCMさんの次の記事を読んで戻ってきてください。

SONMコミュニティではもちろん反対意見もある

●Ethereumのエコシステムを使用することで、Ethereumネットワークの価値、開発者とセキュリティの利益を得ることができるため、その上に構築されたプロジェクトに価値と信頼がもたらされる。
●NEMはEthereumと同じ2014年に始まったが同じように成長せずEthereumが達成してきたことも達成できてない。

など、他にもStorjの事例などを指しトークン価格の低下に繋がりかねないという懸念も示されています。市場価格に着目しすぎると目先か未来かというだけの話になりがちなので、あまり建設的ではないと個人的には思いますが、どちらのチェーンで行くのが世の中にとって差し引きベストなのか僕にはわかりません。

それでは和訳本文は以下です。NEMへの移行については終盤です。

和訳本文:バルセロナで開催されたBlockchain Solutions Forumの報告

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今月3日間にわたり、バルセロナではIoT World CongressとBlockchain Solutions Forumが開催され、同市はヨーロッパにおけるフィンテックの中心地となりました。

会合はちょうど先ほど終了し、今回のイベントは投資家、起業家、専門家が集合し、ネットワークを構築して、最先端のブロックチェーン技術において何が起こりつつあるのかを知る素晴らしい機会だったという見解で全員が一致しました。

SONM HQからは9名が派遣され、その会合に参加しました。同社はブースを出し、興味のある参加者からの質問に答えられるようにしていました。

SONMのCTOであるIgor Lebedevと、ITとビジネス戦略アドバイザーであるIlia Franksteinの両名も参加し、それぞれがプロジェクトの目的と発展について聴衆に向けて、様々な内容を詳しく話してくれました。

会合を通じて、SONMはフィンテックに関するあらゆることについての考え方を伝えることができました。概して、人々が自身の余分なコンピュータ処理能力を収益化することのできるプラットフォームであるSONMが、どのようにしてコンピュータ処理能力を活用する方法を永久に変えてしまうのかを、会合の参加者に理解してもらえたと考えています。

コミュニティについて知る機会

全体としては、チームは会合で生産的な3日間を過ごし、SONMは会合の参加者から多大な注目を浴びました。チームのメンバーは、世界中から集まったフィンテックに夢中な人々や専門家たちと自由に会話を楽しみました。

そうした会話で得たフィードバックは、SONMのプラットフォームのさらなる発展において、間違いなく貴重なものとなるでしょう。

LebedevとFranksteinの両名は、SONM開発の現状について聴衆に向けて話をしました。彼らは発表予定の、“Infrastructure-as-a-Service” (IaaS)と“Platform-as-a-Service” (PaaS)という2つの機能パックを紹介しました。

それらのパックは数回のリリースを通じて公開されます。IaaSの機能パックには、購入者側のタスク管理インターフェースを備えた、購入分のリソースを使ってのタスク処理機能だけでなく、コンピュータ処理能力リソースのための実用的な市場も含まれています。

PaaSパックはアプリケーションのデプロイと管理を自動化することに特化しており、フォグ内でクラスタを構築するために必要不可欠なコンポーネントを提供します。

会合におけるチームの目標は、ブロックチェーン技術が急速に発展しつつある現状における、SONMプロジェクトの役割に対する世間の認知度を高めることでした。会合が終了した今振り返ると、SONMは市場における自身の現状についてより具体的な考えを持つことができるようになりました。

LebedevによるSONMの立ち位置についての発言

「コンピュータ処理能力の買い手の視点から見ると、SONMのプラットフォームは、現行の業界のスタンダードであるIaaS/PaaS Dockerを基盤とした製品に類似しており、同様の機能を果たします。つまりは、私たちは将来的には、あるアプリケーションのユースケースにおいては、既存のサービス提供会社と実際に競合することになります。

しかし、SONMはまったく異なる内部のメカニズムを使って稼働しています。分散型の構造を持ち、フォグ内のデータセンターを必要とせず、経済面の機能が暗号通貨を取り扱います。これにより独自の市場が生まれ、そこにはメリットもありますが、トレードオフも起こります。

暗号通貨のマイナーの視点から見れば、SONMは作業の新しいプロバイダーとして機能し、暗号通貨のマイニングだけでなく、多くの様々なタスクが可能になります。また、そのプラットフォームにより、CPUやディスクだけでなく、すべてのコンピュータ処理リソースが活用されるようになります。

さらには、SONMの市場はリソースを最高価格で買い取ります。通常のマイニングでは、マイニングを行う日に最も多くの利益を生む通貨を手動で探すか、成長予測を根拠に通貨を選ぶ必要があります。」

業界のリーダーたちとの関係構築

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IoTカンファレンスは、SONMチームのメンバーが影響力の非常に強い業界のリーダーたちと出会う貴重な機会を与えてくれました。チームは、ヒューレット・パッカード・エンタープライズ、アクセンチュア、NXP、そしてNEMといった大企業の代表者たちと会うことができました。

SONMがフォグコンピューティングを実装するという事実は、あらゆる人にとって重大な関心事でした。参加者たちは、フォグはある点ではクラウドよりも効率的なソリューションになりうるという結論に達しました。「共有経済
の発展についても意見が共有されました。

ヒューレット・パッカードのIoT Bounceチームの代表との会話の中で、2つの話題について議論しました。1つは「あらゆるモノのインターネット」のアプリケーションの未来について、もう1つはコンシューマ・ハードウェアのイノベーションの見通しについてです。

このハードウェアの外観や、マイニング専用のハードウェアへの需要が未来のパソコンにどのような影響を与えるかについての意見が交換されました。マイナーからの新しい需要に基づいて、パソコン製造会社は耐久性と信頼性を改善し、馬鹿げたマーケティングに頼らなくなり(したがってコスト効率性が向上し)、パソコンから不要な機能が減ることになるかもしれません。

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LebedevとFranksteinはともに、NEMの評議会メンバーであるAlbert Castellana氏と会いました。Albert氏は、従来型のイーサリアムのスマートコントラクトに代わって、NEMのプラットフォームを使うことで、どのようにして稼働速度とコスト削減を行うことができるかについて、説得力のあるプレゼンを行ってくれました。

手短に言えば、彼の提案したNEMのアプローチとは、ブロックチェーンからビジネスロジックを取り除き、分散型コンセンサスを達成するために必要不可欠な機能だけを残すというものです。

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そのアプリケーション上では、ユーザーはユニバーサルマルチセグメント契約とカスタムトークンを使って必要不可欠な要素を記述しつつも、スマートコントラクトではなく、通常のビジネスロジックを使うことが可能です。その際に、マルチシグは必要不可欠なロジックの設定を表し、トークンは広い意味では実行状態を表します。

両者は、SONMが自身のブロックチェーンコンポーネントをNEMインフラストラクチャに移行する可能性について議論しました。イーサリアムの開発によって望まれるスケーラビリティが達成されなかった場合には、そうした選択肢を取ることもあり得るとSONMは考えています。

SONMのプラットフォームを自身のコンピュータ処理タスクに活用しようと検討している企業の代表者と会う機会が何度かありました。その際の会話によって、SONMへの関心は確かなものとなり、最後には会話への参加者たちは、実際的なタスクとSONMの互換性を確保するためにソフトウェアの要件に取り組むことを決定してくれました。

成功を収めた会合

SONMブランドの世間での認知度向上、業界のリーダーたちと関係を持つ機会、技術的なイノベーションについての議論などを考えると、会合はSONMにとって有意義な時間となりました。

チームはプロジェクトの新しいファンを獲得し、古い友人たちとも再会する機会を得ることができました。38人のSONMコミュニティのメンバーが招待を受けて会合に参加しました。熱心な人々との会話から得られたフィードバックは本当に実りの多いものでした。皆さんのサポートに心から感謝しています!

また別の公のイベントでも、今回と同じような成功を収められることを楽しみにしています。

原文:Barcelona Blockchain Solutions Forum Report

NEM熱はスペインを中心に欧州に拡散する?

以上、NEM.io財団はこれから欧州圏での活動を強化していくと名言し、実際に幅を広げている最中です。話をしたNEM.io財団のAlbert氏は今回のフォーラムが行われたスペイン・バルセロナを拠点とするAtraura Blockchainの代表として活躍されてます。

関係ないけど、Albert氏は僕の作ったNEM Tシャツを海外から買ってくれた最初の人です。たまにNEMの集まりとかで着てもらってたのが地味に嬉しかったです。ちなみに海外の購入者はこれまで3人(笑)

右から5番目の白シャツの巨人が彼

また、最近ではNEMライブラリーが特に技術者方面では熱いようですが、その中心となってるAleix氏はAtraura Blockchainのブロックチェーン開発者としてチームに所属しており(元?かも)、拠点はスペインのバルセロナです。

熱いですね。

 - Ethereum(イーサリアム), NEM(ネム) ,

  著者プロフィール

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WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。

今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEMをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年近いトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。

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