NEMで課金ゲーム界に挑もうとしている…XARCADEとは何か?

 最終更新日2017/05/15    閲覧数3,891回   この記事は 約7分 で読めます。

2017_insert_image_000186

この記事、「マレーシアのXhai Studiosがスマホゲーム向けにNEMブロックチェーン技術を導入」の続報みたいなものですが、bitcointalkにてそのXhai StudiosがXARCADEなるプロジェクトとそのクラウドセールの計画をしているということで原文を和訳してみました。

要約すると、

Xarcade上のゲームにはQRコード機能付きの「Xarcade wallet」が内蔵されている。
Xarcadeを通じてゲーム内通貨をXEMで購入することができる。その逆も可能。
Xarcadeに登録するとSDK(ゲームソフト開発キット)を使って開発/配信できる。

という感じのようです。

そしておそらく、そのXarcadeというプラットフォームの通貨XARをクラウドセール(ICO)して資金調達しよう…ということなのだろうと思います。ネタ的にわかりやすいですし、ゲームを通じてXEMを稼いで利益を得るようなこともできますし、そこそこヒットするゲームが多発するだけでもXEM価値向上(市場価値だけではない)につながるのだろうとは思いますが、さてどうでしょう。

では和訳をどうぞ。

XARCADEクラウドセールについて

XarcadeはNEMを基盤とした、ゲーム開発/配信者とゲーマーの両者が利用可能な、ビデオゲーム配信/交換プラットフォームで、他のアプリストアをより直接的にした新しいシステムです。Xarcadeのプラットフォームでは必ず、NEMウォレットがSDKに内蔵されることになり、それを使ってゲーマーはXEMをゲーム内トークンと交換したり、その逆の作業を行うことができます。

Xarcadeのユニークな点は、Xarcadeを使用するゲーマーがXEMを交換し、暗号通貨の世界と繋がりを持つことができるということです。

以下は"Xhai Studios"と呼ばれるインディーズゲーム開発/配信会社のYouTube動画です。Xhai StudiosはすでにXarcadeへの登録を済ませ、「ヤツラを地獄に落とせ」というタイトルのスクロールゲームを"NEMified"しました。

・ゲーマーがゲーム内の通貨を両方向で交換することができます。これは、かつては不可能だったことです。

・アプリストア内にクレジットカードを登録する必要はありません。XEMの暗号通貨を使い、より素早い決済を行うことができるため、ゲーム開発/配信者のリスクも軽減します。

・Google WalletやApple Payの機能が利用できない国も存在します。ブロックチェーンによって、それが可能になります。

・ビデオゲームをブロックチェーンに取り込むことによって、制度的な「仲介業者(アプリストア)が排除され、ゲーム開発/配信会社とゲーマーの直接的な関係が築かれます。

・上記のことにより、ゲーム開発/配信会社は一般的にユーザーを苛立たせる広告に収益を依存する必要が現在ほどはなくなり、Xarcadeが既存のコスト構造と比べて非常に優れているため、アプリ内での販売によってより多くの収益を得ることができます。

・ゲームの報酬が直接暗号通貨と繋がっているため、Xarcadeによってゲーマーは暗号通貨の世界へ参加する機会を得ることになります。

・ブロックチェーンAPIによって、プラットフォーム上のゲームが「ブロックチェーンノード」を活用して相互に直接交わることが可能になり、あらゆる第三者のミドルウェアが必要なくなります。

XARCADEの仕組み

ゲーマー向け

・ゲームのエコシステムに参加するために、ゲーマーはプラットフォームに登録します。そのプラットフォーム内で、ゲームの閲覧やダウンロード、ゲーム内トークンの購入、そしてそのトークンのプラットフォーム間での交換を行うことができます。

・ゲーマーはゲーム内で購入を行い、ゲームのポイント(トークン)を“XAR”と呼ばれるXarcadeのクレジットへと換金することができます。

・ゲーマーはプラットフォーム内でゲームポイントをXARからXEMへと変換することもできます。

・XEMを活用しアプリ内で購入をすることによって、既存の方法と比較して、ゲーマー側の購入プロセスがより素早くスムーズになります。

・プラットフォーム上にアップロードされるゲームにはすべて、QRコード機能付きの“Xarcade wallet”が内蔵されており、それを使ってゲーマーはXEMを仲間のゲーマーたちと交換することができます。

ゲーム開発/配信者向け

・ゲーム開発/配信者は自身のゲームをアップロードして管理を行うために、プラットフォームに登録します。

・ゲーム開発/配信者は、プラットフォームを活用して、既存のシステムよりもはるかにコスト効率的な方法で自身のゲームを直接配信することができます。

・プラットフォーム上のすべてのトランザクションは、NEMのブロックチェーン技術を使用して、安全で確実な方法で検証され処理されます。

・ゲーム開発/配信者は自身のゲームに組み込むために、Xarcadeウォレットとソフトフェア開発者キット(SDK)をプラットフォーム上からダウンロードすることができます。

・XarcadeのSDKによって、それを使って設計されたゲーム同士を、ブロックチェーンノードを活用することで、直接相互に接続することが可能になります。それによって、あらゆる第三者のミドルウェアが必要なくなります。

原文:https://bitcointalk.org/index.php?topic=1897379.0

以上、まだ詳細な情報はなく、例えば、ゲーム開発者はどうやって利益を得るのか?とか、Xhai Studiosの儲けはどこから発生させるのか?など不明なところは多々あります。このプロジェクトに勝機はあるのか否か…。続報が待たれます。

ベータ版はこちらからテスト可能

https://play.google.com/apps/testing/com.xhaistudios.hitlertohell

テストネットなのでテストXEMが必要。「ショッピングカート」アイコンをタップして下にスクロールすると、65 XEMで10,000diamonds(Send 'em to Hell のゲーム内通貨)を購入可能。

Androidのみ

Xhai Studiosの面々

 - NEM(ネム) , , , , ,

  著者プロフィール

トレンドストリーム
お忙しいところ、貴重なお時間の中での当サイトへのご訪問ありがとうございます。

FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやNEM、イーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2017年でFX歴8年目、独立して7年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。

またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。