ヤップ島のストーンマネー~金融技術とブロックチェーンでたどる人類史

 最終更新日2017/07/14    閲覧数311回   この記事は 約5分 で読めます。

2017_insert_image_000238

「海に投げ落としても我々の分散型台帳はこの頭の中にあるからOK、価値はそのままでOK」

人間が使っているお金に共通するのは"それそのものに価値がないという事実"。石や紙幣はその本質としては何の価値も持ってはいません。それらが価値の貯蔵手段となるのは、私たちがそう信じることを選んだから、なんですね。とてもシンプルでいいですね(笑)

記事の後半はミクロネシア・ヤップ島で使われていた巨大な石貨「ライストーン」について書かれおり、ブロックチェーンのルーツを見たような気がしてとても面白い記事でした。

和訳しましたので、ちょっと読んでみましょう。

金融技術とブロックチェーンでたどる人類史

デジタル通貨の出現はお金の概念を進化させるだけではありません。それは私たちの物事を評価する方法を変化させることで、私たちの行動をも変容させます。

暗号通貨の背後にある二進法の世界で何が起こっているか、そしてそれが私たちの未来にどのように影響するかを知りたいのであれば、歴史の研究から始めなければなりません。

私たちの世界は、金融分野での劇的な変化の時代に突入しました。そうした変化は進歩的でもあり革命的でもあります。私たちはますます多くのコンピュータに支えられた商業システムを構築し、変革を起こす可能性のある機能を生み出し続けています。私たちの金融心理学も、ほぼ確実にそうした取引のシステムの変化に沿って進化していかなければならないでしょう。

実生活でのスマートな環境、ヴァーチャルリアリティ、量子コンピュータ(光速以上の通信を含む)、人工知能、モノのインターネット、世界規模の分散型コンピュータ。これらの今日開発されている技術は、すべて変革を起こす可能性を秘めています。

比較的近い将来に、これらの技術を組み合わせて使用するようになれば、世界に間違いなく複合的な効果をもたらすでしょう。技術開発のスピードが急激に加速し続けているため、私たちの歴史に対する理解が、未来の技術の実装を行う際の安全確保のために非常に重要になります。

ブロックチェーンはこうした革命的な技術の一つで、暗号通貨の基盤となる機能によって有名になりました。ブロックチェーンは、そのデータの保存と送信方法の公平中立さゆえに、「トラスト・マシン」と呼ばれています。ブロックチェーンによって、長く続いてきた信頼性の性質そのものについての議論、特に人々が技術をどのように信頼すべきかという議論が再び活発になりました。

コンピュータのインフラ、情報源、そして仲介媒体への信頼が、突如として重要なものとなったのです。しかし信頼の構築は、プロトコルやシステムの構築よりも複雑なものです。人々が自分自身の重要性に無自覚であったり、自分の持つ自主自立の能力を信頼出来ていないのであれば、ブロックチェーンの利点には気がつくことができません。

技術的な安全対策、人々の知識や専門的技術が不足しているため、使用に踏み切れないケースも多々あります。問題は、どのようにしてユーザーからの十分な信頼を長期間確保し、今ある技術が十分な数の人々に普及する時間を稼ぐかということです。発明やイノベーションであること以上に、その技術が時間をかけて私たちの文明に浸透していき、それによって広範囲への普及のために必要な足場が構築されることが大切なのです。

ブロックチェーン技術は私たちの生活に進出し始めています。現代的なグローバル社会にとっての利点となる性質もいくつか備えているものの、一般への普及を本当に達成するには、暗号通貨の基盤システムとしての役割を活かす必要があるかもしれません。

現在は、暗号通貨は私たちの近代的金融システムの周縁に位置していますが、多くの大小様々な国や企業が暗号通貨への関心を示し始めています。実際に、ブロックチェーン技術は、暗号通貨エコシステムの大幅な発展からも明らかなように、その技術的信頼性を通じて、ますますその価値を実証しています。多くの人々は、これは技術の爆発的普及の始まりであり、それは金融分野で始まり、今後数年で技術的特異点において最盛期を迎えると考えています。

金融分野がブロックチェーンの有用性の根拠となるのであれば、他の業界に進出するために、ブロックチェーンはコンスタントにその有用性を示していく必要があります。現在のところ、ブロックチェーンはそうした戦いに勝利してきています。その理由を理解するためには、ブロックチェーンがいかに人間の経済的技術の自然な帰結であり、論理的な結果として生まれたものであるかを正しく理解しなければなりません。

人類の金融技術

2017_insert_image_000239

お金の歴史は古代までさかのぼりますが、もっとも有名な金融技術は1900年代のミクロネシアの文化に見ることができます。住民はヤップ島民と呼ばれ、フィリピン海のヤップ島に住んでいました。

ミルトン・フリードマンのような経済学者は、興味を引かれ、ヤップ島の経済面の技術を研究しました。それがお金の正体についての理論の理解を助けてくれるからです。さらにヤップ島民は、ブロックチェーン技術が、さらには暗号通貨が、人類の金融技術の自然な発達の形である根拠を示す、独自の洞察を与えてくれるお金の形態を採用していました。

 - クリプトシグナル, 和訳

  著者プロフィール

トレンドストリーム
お忙しいところ、貴重なお時間の中での当サイトへのご訪問ありがとうございます。

FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営しています。ビットコインやNEM、イーサリアムなどの仮想通貨トレードもやってます。2017年でFX歴8年目、独立して7年目となりました。元WEBデザイナー/ディレクターです。

またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。