BITPoint / ビットポイント

最終更新日2018/01/01 公開日2016/10/21 この記事は約4分で読めます。

BITPoint（ビットポイント）は2016年3月に設立したビットコインの取引所です。日本の株式会社ビットポイントジャパンにより運営されています。

1 BITPointの特徴
- 1.1 自動売買もOK！高機能トレードシステムMT4採用
- 1.2 WEB取引ツールもあるし、スマホ取引もOK
2 取扱い通貨
3 会員種別
4 独自のサービス
- 4.1 信託保全スキームによる安全・安心な仕組み
- 4.2 トムソン・ロイターにBTC価格提供
5 会社概要
6 加盟団体

BITPointの特徴

自動売買もOK！高機能トレードシステムMT4採用

MT4(メタトレーダー4)を国内で最初に取り入れました。MT4はFXトレードにおいて世界的にも最高峰と認められるインストール型の多機能トレーディングプラットフォームで、テクニカルインジケーターや自動売買プログラム（EA）を自作することで自分だけのトレードルールを作ることもできます。iPhone/iPadアプリやAndroidアプリもあります（スマホ版ではEAなどは使えません）。

24時間売買チャンスを狙うタイプのEAなら自宅でPCをつけっぱなしにし、Windowsアップデートで勝手な再起動されないようにOSをProにして設定して防ぐなどの準備は必要です。自宅PCつけっぱなしに抵抗があれば、MT4専用をうたうVPNサービス（お名前.comデスクトップクラウドなど）を利用することで解決します。

ここが残念！BITPoint MT4
より正しいテクニカル分析を行うには、より過去のプライスデータ（ヒストリカルデータ）が必要ですが、同社から提供されているものは2016年7月初頭からしかなく極めて少ないので、時間足が長くなるほどテクニカル分析がツカエナイものになる可能性がとても高いと思います。

またデモ口座が1ヵ月で切れるのも問題です。自動売買(EA)を開発したり、デモ運用でトレードロジックを検証したりするには大きな障壁となります。FX業者が提供するデモ口座はログインし続ける以上はずっと使えるのがスタンダードで、未検証ながらBITPointのMT4もそれだといいと思います。

長年のMT4使いとしては、MT4のメリットが大きく損なわれてる仕様なので使いたくても使えません。それぞれ強く早期の改善を望みます。

現状では5分足など短期足でスキャルピングEAを十分なバックテスト（過去検証）なしで運用するとか、長期足ならチャート分析は他社で売買は手動でBITPoint（面倒w）とかになってしまいそうです。

WEB取引ツールもあるし、スマホ取引もOK

MT4だけでなく通常の取引ツールもあります。現物取引に加え5～25倍のレバレッジ取引も可能です。

ビットポイントFX 新規口座開設をする

取扱い通貨

会員種別

まずはメルアドと電話番号だけで制限付き取引がはじめられるアカウントクラスのようなものはありません。一般的なFX口座開設のように、最初から個人情報を入力して申し込み、本人確認書類を提出し審査を受ける必要があります。

総合口座を作っておいて、レバレッジ取引するなら保証金取引口座を、BITPointFXで取引するなら証拠金取引口座を申請する必要があるようです。

MT4に関してはデモ版をダウンロードすることでデモ取引が可能です。デモ版の有効期限は1ヵ月で、期限が切れたらMT4から再度デモ口座を取得することができますが、取引内容は当然リセットされています。

独自のサービス

BITPointには次のようなサービスがあります。

信託保全スキームによる安全・安心な仕組み

預かった資産をBITPointの固有資産と区分管理し、信託受託者（日証金信託銀行）へ信託します。なのでもしBITPointがGoxするなど破綻してしまうと、日証金信託銀行から受益者代理人を通じ、資産を返還することになるようです。

なお、信託保全は、同社が預託を受けた金銭（総合口座の預り金、保証金取引口座の委託保証金現金、証拠金取引口座の委託証拠金現金）が対象です。

トムソン・ロイターにBTC価格提供

トムソン・ロイターの情報端末サービスEIKONを通じて、BTC価格情報を提供しています。

配信通貨ペア：BTC/JPY、BTC/USD、BTC/EUR、BTC/HKD、BTC/CNY、BTC/SGD、BTC/PHP、ETH/JPY
●2016年12月上旬予定：1時間おきの価格を24時間配信（土日を除く）。
●2017年1月上旬予定：24時間365日、リアルタイム価格を配信。