ドラゴンチェーンのトークンセール概要
最終更新日2017/08/29 公開日2017/08/28 この記事は 約9分 で読めます。
ドラゴンチェーンのトークンセールの概要を和訳してみました。
日本のディズニーランドには1度も行ったことがなく、まだ歩けるうちに行ってみたいと思っていますが、ミーハー的に"ディズニーの"ということでかねてから気にしてきてました。
ドラゴンチェーンはトークンセール概要の文頭にもあるように、元々「ディズニーのプライベートなブロックチェーンプラットフォームとして、2015年と2016年にディズニーのシアトルオフィスで開発されたもの」です。しかし、今回トークンセールが行われるパブリック版がディズニーの事業や何かしらの活動で利用される情報は今のところどの資料を見ても確認できませんでした。
プライベート版についても、具体的にディズニーの何で実証実験なり実運用がされているのか?は確認することできませんでした。
また、設立予定というDragonchain FoundationやDragonchain Incについてもディズニーからの出資だったり関連情報についても現時点で確認することはできていません。
今後最新の情報でなにかしらの情報が追加されるかもしれませんが、ICOに参加の際は公式のslackにて質問してみるなどして、慎重に判断されることをオススメします!
ドラゴンチェーンDragonChainに聞いてみた!
ディズニー開発のDragon chainについて、Joe Roets氏(Dragonchain Founder)が答えてくれたよ
目次
ドラゴンチェーンのトークンセール概要
背景
ドラゴンチェーンは元々、ディズニーのプライベートなブロックチェーンプラットフォームとして、2015年と2016年にディズニーのシアトルオフィスで開発されたものです。
20以上のユースケースとアプリケーションが研究され、その成果はW3Cのコミュニティグループを通じて、書面化されて一般に公開されています。ドラゴンチェーンはその後、Apache License 2.0の下で2016年10月に、オープンソースのソフトウェアとしてリリースされました。
ドラゴンチェーンは実世界のビジネスをブロックチェーン上に組み込む仕組みを簡素化し、様々な機能を提供します。シンプルな統合の仕組み、ビジネスデータと事業の保護、あらゆる通貨への対応、複数通貨のサポートなどです。
非営利団体であるDragonchain Foundation(ドラゴンチェーン財団)は、オープンソースコードの所有権を管理し、それに関する責務を果たすために2017年1月に創立されました。
ドラゴンチェーンのチームは現在、サーバーレスな設計のブロックチェーンプラットフォームを構築する、営利団体のローンチの準備をしています。サーバーレスな環境とブロックチェーン技術の組合せは、唯一無二で非常に貴重なものです。
ドラゴンチェーンプラットフォームのローンチ時期は、戦略上きわめて重要なものです。過去数年に起こったクラウドコンピューティングの爆発的発展と、一連の新興ブロックチェーンソリューションが、様々な企業においてproof of conceptの段階に入ったことの恩恵を最大限受けるためです。
ビジョン
ドラゴンチェーンのチームは、コミュニティに様々な製品とサービスを提供する営利団体としてDragonchain Incをローンチします。
私たちのビジョンの射程には、芸術、ワイン、自動車、法律、デジタルマーケティングなどの数10億円規模のビジネス分野でありながら、ブロックチェーン産業の爆発的な成長とそのサービスの恩恵を受けられていない市場も含まれます。
上記等の分野では、バリュープロポジションを分散型の環境へと移行させるブロックチェーンの機能によって、市場が刷新されることになります。ドラゴンチェーンのプラットフォームは、そうしたニーズに応えるものです。
ドラゴンチェーンは、開発者が迅速かつ安全にブロックチェーンアプリケーションをデプロイし、同時に既存の開発言語の環境(例えばJava、Python、Node、C#、Go)を維持することのできる商業用プラットフォームを提供します。これはコスト面と市場対応スピードの点で大きな利点があります。
ドラゴンチェーンのシステムは、段階に応じた信頼性をデータ消費者に提供する5段階のネットワークコンセンサスに基づいて、ノードがトランザクションの承認処理が行えるようにも設計されています。
これは既存のブロックチェーンソリューション供給業者には見られないほどの、セキュリティと柔軟性です。この設計上の特徴によって、ドラゴンチェーンは急速に発展することが可能です。
さらに、ドラゴンチェーンは長期的な価値を重視したトークン化エコシステムを上手く発展させるための、戦略的提携関係によるプロフェッショナルなサービスだけでなく、プロジェクトの起業支援も行っていきます。
ビジネス向けのターンキー・ブロックチェーンプラットフォーム
・サーバーレスシステムとスマートコントラクト
・スマートコントラクト向けの既存言語のサポート(Java、Python、Node、C#、Goなど)
・高いスケーラビリティ―Amazon AWSとGoogleのデプロイ
・安全性―ビジネスデータと事業の保護
・高度な通貨の実装
・スマートコントラクトライブラリ
・あらゆる通貨に対応
メリット
・既存の開発言語を用いることによる、より安価な開発費用。
・市場対応スピードの向上
・専有のアーキテクチャによる、はるかに高いレベルのセキュリティ
・専有のアーキテクチャによる、より高いスケーラビリティ
DragonFund起業支援
・ブロックチェーンスタートアップと新規のインテグレーションに向けた標準的な手続き
・法律、技術、マーケティング、そして経済といった分野の専門家に、アドバイスとサポートを求めるパートナーとして、直接アクセスすることが可能
・ドラゴンチェーンプラットフォームのチームによる直接的なサポート
メリット
・データ主体の判断を行うことによる、ローンチの高い成功率
・ローンチサイクルの促進
・持続可能なトークン市場
トークンの定義
トークン名:Dragon
ティッカーシンボル:DRGN
主催国: USA
公式サイト: https://dragonchain.com/tokensale
トークンセール概要資料: https://docs.google.com/presentation/d/10Zhvs4R7cJqUvv7Q5h1gLHr7R6i0Wo59nXGTPED3nPg/edit?usp=sharing
構造/技術資料: https://dragonchain.github.io/doc/DragonchainArchitecture.pdf
問い合わせ先: info@dragonchain.com
Twitter: @dragonchaingang
Slack: https://dragonchain.slack.com/
一般向けのDragonのトークン販売は、9月下旬か10月上旬に、2週間の期間で行われます。
トークン発行量:433,494,437 Dragons
55%は一般販売の購入者に対して、その貢献分に比例して分配されます。
20%はチームメンバーに分配されます。チームメンバーに発行されたすべてのDragonトークンは、2年間をかけて月ごとに配布されます。
10%はDragonchain Foundationに、オープンソースのコードベースの開発とサポートを目的として、さらに開発者への普及を進め、トレーニングを行うというプログラムに資金を供給するために分配されます。
10%はDragonchain Incに対して、ドラゴンチェーンの準備金に加えるために分配されます。
5%はDragonFund起業支援に対して、ドラゴンチェーンプラットフォームのサポートライセンス交付のために分配されます。
・Dragonは、米国の証券法に関するガイダンスに準拠した、ドラゴンチェーンの商業用プラットフォームのサービスを活用するための、トークン化されたマイクロライセンス(特許出願中)です。
・Dragonは証券ではありません。
トークン発行量の上限
・トークン販売イベントの期間中、433,494,437 Dragonという上限が設定されます。
原文:https://bitcointalk.org/index.php?topic=2096284.0
著者プロフィール
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WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。
今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEM Symbolをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年以上のトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。
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