新取引プラットフォーム追加、NEMcubatorの受賞者、MyCoinVestとPaytomatへのインタビュー

 最終更新日2018/05/19    この記事は 約18分 で読めます。

Inside NEM エピソード40の和訳です!

今回のエピソードはNEMを使って取引を行う新しい方法についてです。最近追加された取引所や革新的なパートナーなどを紹介していきます。彼らは、あなたのいる場所や職業に関係なく、貯蓄や投資を行い、あなたのポートフォリオを成長させる手助けしてくれるプラットフォームを開発しました。Alexandra

エピソード 40 はじめに

このエピソードでは、NEMベースのトークン向けの新しい取引プラットフォーム、世界的イベント、SoCal NEMcubatorを紹介します。さらに進行中のコミュニティプロポーザルとmyCoinVestへのインタビュー、Paytomatが開発中の新製品をチームへのインタビューと共にお届けします。

Paytomatは、自社の分散型ネットワークを活用し店頭やオンラインストアで暗号通貨による支払いを受け付けられるようにして、暗号通貨を日常生活の通貨として使用する仕組みを提供します。

新しい取引所


Bitbnsは最近NEMへの対応を開始しました。彼らはインドで最も急速な成長を遂げている取引所です。

彼らはバンガロールで生まれた企業で、インドのあらゆる地域に現在40万人ほどのユーザーを抱えています、Bitbnsは“bitcoin buy n sell”の略で、彼らの主な目的は、特にインドの投資家が、十分に情報を得たうえで暗号通貨ポートフォリオを構築できるように支援をすることです。

彼らはサイト上で投資家への情報提供を行っています。彼らは、投資家がブロックチェーンと暗号通貨のことを投資前によく理解する方法を、分析、ハウツー、アドバイスやイベントなどを交えて紹介しています。


NEMは今週Coinswitchにも追加されました。Coinswitchは暗号通貨取引所のアグリゲーターです。同取引所は、公開されている全プラットフォームの中でも最良のレートで暗号通貨を交換できる場所だとうたっています。

Coinswitchは275種類もの豊富なコインを扱っており、45,000種類以上の暗号通貨ペア間で相互に交換を行うことができます。つまり、Rippleを使って直接XEMを購入することもできます。


さらにAbraもXEMを追加しました。Abraはスマートフォンを基盤としたウォレットで、ユーザーはアプリから直接、暗号通貨を売買したり取引することができます。75か国以上のユーザーがAbraで取引を行っており、アメリカ、イギリス、フィリピン、カナダ、オーストラリア、ドイツなどから多くのユーザーを集めています。

XEMを扱う取引所が増えるたびに、潜在的なユーザーや取引量が増加し、流動性やXEMの認知度も高まります。そのため、XEMを追加する取引所が増えているというのは素晴らしいニュースです。

NEMCHANGE


NEMChangeはNEMトークンのために専用に設計された新しい取引所です。NEMを活用して作成したものであれば、このプラットフォーム上で取引を行うことが可能です。扱われる通貨はXarcadeのXARやDIMcoinのDIM、NEMプラットフォームを基盤としてローンチを行ったあらゆるICOの通貨などになります。

ぜひチェックしてみてください。登録は簡単で、取引の様子を見てみるのも楽しいものです。

世界的なイベント


次に暫定代表であるクリストフの動向をご紹介します。彼は5月4日と5日にオランダのアムステルダムで開催された、ブロックチェーンと暗号通貨の会合であるChaingesで講演をしました。クリストフは、ビジネスユースに優れたブロックチェーンプラットフォームとしてのNEMについてプレゼンを行いました。

さらに彼は、WavesのIlya Smagin氏やLiskのIker Alustiza氏と共にパネルディスカッションに参加しました。参加者の関心は高く、発表間近のCatapultの機能について素晴らしい議論が行われました。

さらに来たる5月24日、クリストフはthe Game Changer of the 4th Industrial Revolutionと呼ばれる国際的なブロックチェーン会議に参加する予定です。これは欧州議会での独自のイベントです。

このイベントは欧州会議の会員であるTony GことAntanas Guogaが主催するもので、Blockchain Centre VilniusやEUの外交代表と協力して行われます。イベントでは暗号通貨への規制が注目の話題となるのは間違いなさそうです。それについての投稿も行っていきます。

NEMCUBATOR 受賞者


NEMcubator Pitch Contestの受賞者の皆さん、おめでとうございます。Sean Goodwinは5月1日に南カリフォルニアでNemcubator & Blockchain Pitch Contestを開催しました。NEM財団協議会のメンバーであるJeff McDonaldもそこに参加しました。参加者はNEMブロックチェーンについてより深く学び、スタートアップ向けインキュベーターを利用することのメリットを聞くことができたはずです。

受賞者は、
1位:Thomas Giannulli氏の医療データ管理プロジェクト、patient directed.io
2位:Ralph Liu for Mulechainのピアツーピアによる物流ネットワーク

2つとも素晴らしいプロジェクトなので、ぜひ以下のリンクからチェックして、詳しく知ってほしいと思います。

コミュニティファンドプロポーザル

現在進行中のコミュニティファンドプロポーザルが数件あります。ナノウォレットをお持ちでしたら、それぞれについて賛成か反対の投票を行い、彼らにコミュニティファンドから資金を提供すべきかの判断を行うことができます。

今日紹介する最初のプロポーザルはGreeOx Farming Proposalです。同プロジェクトは世界初の分散型でオープンな農業エコノミーで、追跡可能でリーズナブルかつ持続可能な、新鮮な製品への高まる需要にこたえるものです。

GreeOxは最近ERC20プロトコルからNEMブロックチェーンへと移行してきました。獲得した資金は、世界中の農場の証券化、サプライチェーンにおけるトレーサビリティの導入、そして最大の透明性を持つ運営管理などに使われる予定です。

全体として、彼らは環境に配慮しているため、結果として、わずかな量の水と電気、そして他の資源しか必要とせずに、生産力の高い農業を実現することが可能になります。

GreeOxは分散型農業エコノミーを構築し、居住地や収入に関係なく、新鮮な製品をすべての人が利用できるようにしようとしています。彼らが成功した場合には、都会の(そして田舎の)人々はリーズナブルな価格の「テーブルまで産地直送」の製品を購入することが可能になります。

誰もが新鮮で質の高い食べ物を利用できるべきで、世界的なコミュニティは農業を分散化したことによる利益をシェアする権利があると考えています、とプロポーザルの中で彼らは述べています。分散型農業はこれまでになかったビジネス分野なので、ぜひNEMプロポーザルフォーラムでの議論に参加してください。


次のコミュニティプロポーザルはMy Coinvestです。My Coinvestは使いやすい、低リスクの貯蓄プラットフォームを目指しており、それを使うことで人々が安全かつ快適に暗号通貨アセットに投資ができるようになります。彼らはシンプルな使い勝手のブロックチェーンを活用した、自動の貯蓄エコシステムを提供します。その仕組みは暗号通貨に興味はあるものの、専門家になるだけの時間のない多忙な人にうってつけのものです。

このエコシステムによって、他のユーザーたちと共に財産を蓄え、目標を達成し、ポイントの交換が行えるようになります。

My Coinvestは3層のエコシステムを開発しており、それによってユーザーにより快適に貯蓄できる方法を提供します。私はプロジェクトについて詳しく知るべく、myCoinVestのCorey PattersonとAJ Taylorにインタビューするチャンスを得ることができました。ご覧ください。

AJ Taylor:チームは様々な分野における豊富な経験を持つ17人の専門家の集まりで、それによって新しいレベルのスキルセットが実現しています。私たちのチームには、銀行業務だけでなく、エンジニアリング、ビジネスコンサルティング、テクニカルコンサルティングといった業界で働いていたメンバーがそろっています。

まさにコンシューマー・エクスペリエンスに関わる業界全体から人が集まっています。さらに私たちには主にジョージア工科大学と協力して作業している別のチームもあり、彼らとも提携を結んでいます。

彼らは、すべての開発や運営業務、それに関連したあらゆるものを含む、私たちの世界的な技術的システム全体を管理しています。彼らは本当にスマートな集団で、大学院の修士を持つ人物であったり、あらゆる人がそろっています。彼らが1つになり、素晴らしいチームを作りあげています!

Alex:MyCoinvestと、あなたが解決しようとしている問題について紹介してください。どのようにしてMyCoinvestは今日のような組織になったのでしょうか?

Corey:わかりました!よく聞かれる質問です。私たちは最近大学を卒業したばかりで、仕事で問題になることのほとんどは、予期せぬ高額の出費でした。主に私が思いつくのは家具です。

家具は高額な自己負担の出費です。私たちは問題に気が付いて、周りを見始めたのです。世間には貯蓄に関する大きな問題が存在します。あらゆる事に備えて貯蓄をしておかなければならず、それが私たちのプロジェクトにおける最初のアプローチでした。これが第一の理由です。

そして次の理由です。私たちは数字の面から考え始めました。私たちは貯蓄について投資的な観点から検討しましたが、驚くべきことがわかりました。およそ70%のミレニアル世代が、いかなる金融危機に対しても準備ができていないと感じている、と発言しました。

これはこと恐ろしいことだと思います。自動化されたソリューションを市場に出すのは私たちが初めてではありませんが、私たちは貯蓄の手段となるように完全に調整したエコシステムを開発しようと決意したのです。

そのため、myCoinvestによって、ユーザーは自身の貯蓄を自動化することが可能になり、出費に向けて貯金をするために口座を移したりする手動の作業を省いて日常生活を送ることができるようになります。

Alex:ロードマップを教えてください。現在の状況と半年後の状況、さらに将来的にはmyCoinvestからどんな素晴らしいものが生まれてきますか?

Corey:いいでしょう!私たちは10月3日から営業を開始する予定です。それは私たちがVezClub Exchangeを開始する日付でもあり、その時に私たちのアプリに向けたすべてのサービスが機能を開始します。

現在、私たちはモバイルアプリに向けたアルファテスト段階のモバイルフェーズにあり、来月あたりにはそれを終える予定です。その後にはベータ段階に入り、AndroidとiOSの市場に向けてそれをリリースします。

私たちは6月ごろを目標としており、その頃には技術を完成させて、運営の面に集中したいと考えています。

AJ:その通りです!運営の側面には法的な枠組みが関わってくるため、私たちは、証券などの問題を専門に扱っているアトランタの一流企業と提携を結びました。私たちは密に協力して、10月までには準備を終えて問題なく運営できるようにしたいと思っています。

Alex:そのことを聞けて安心しました。とても素晴らしいことです。では現在NEMコミュニティがmyCoinvestと関わる方法はありますか?あなた方はNEMコミュニティチャンネルで非常に活発に活動しています。あなた方の活動から、多くのエネルギーや興奮が生まれています。参加を望む人が詳しい情報を知るにはどうすればいいですか?

AJ:Facebook、Instagram、Twitter、Telegramといったソーシャルメディア上のmyCoinvestアカウントから連絡を取ることができます。私たちは唯一無二の取り組みを行っており、そのやり方も少し変わったものです。それは“Utility in Community(コミュニティへの貢献度)”という制度です。

その仕組みとは、人々が自身の気に入っているものや、自分の持つ何らかの才能を利用できるというものです。彼らがそれをコミュニティに提供し、私たちは彼らが仕事をした見返りにVezCoinを配布します。これこそが世界中の才能を呼び寄せて、私たちのプラットフォームで活用する素晴らしい方法です。

PAYTOMATへのインタビュー


Paytomatは、自社の分散型ネットワークを活用し、地域の店やオンラインストアが暗号通貨での決済を受け付けられるようにすることで、暗号通貨を日常的な通貨として使用できる仕組みを提供しています。彼らは信頼性の高い機能性豊かなPOS端末を提供しています。端末は現在LTC、DASH、BTCなどに加えてXEMにも対応しています。

Paytomatは、最初はウクライナで150社以上に採用されたことで注目を浴び、ヨーロッパでも数十社と契約を交わしています。彼らの目標は、今年の終わりまでにその数字を倍増させることです。

Paytomatは現在、他のPOSシステムと交渉して、自社のネットワークを直接そうしたデバイスに組み込もうとも努力しています。暗号通貨決済に向けた分散型システムを使うことで、Paytomatはいくつかのイノベーションをブロックチェーン業界に導入しました。

その中には分散型フランチャイズモデルと、買い手と商店に報奨を与えるブロックチェーンを基盤とした独自のロイヤリティプログラムがあります。

私はPaytomatのYurii Olentir氏にインタビューをして、彼らのプラットフォームについて詳しく知ることができました。お聞きください。

Yurii:こんにちは、AlexandraとNEMコミュニティの皆さん!先に謝っておきますが、英語は私の母語ではありません。考えをまとめることはできます。私は政治ではなく、大部分は数学的なことを行っています。

私たちのチームについていくつかお話しできることがあります。私たちは国際的なチームです。コアチームはウクライナのキエフを拠点としています。私はPaytomatの創業者でありCEOを務めています。チームのメンバーのほとんどは、10年以上様々なITプロジェクトに取り組んだ経験を持ちます。

2011年以来、私はビットコインとブロックチェーンに興味を持つようになりました。私は最初のビットコインを約100ドルで購入しました。2016年に、私はDaily Coinという、暗号通貨に特化した投資会社を創業しました。

同社はすぐにウクライナでも大手の暗号通貨投資会社となりました。その後により大規模なプロジェクトをローンチすることは論理的に自然な流れでした。それは地球規模の、全世界的なインフラのプロジェクトでした。このようにしてPaytomatは2年前に誕生したのです。

現在、私たちは提携パートナーと国際的なサプライヤーを探しています。そしてその候補としてNEMに出会いました。私たちは、暗号通貨は日常生活の決済に向けたデジタルキャッシュとして使われる可能性が大いにあると信じています。取引や交換をするだけでなく、日常生活の決済の手段になるのです。

現在、Paytomatは日常的に使用するPOS端末の拡張版として機能しています。人々や商店は新しいソフトウェアやハードウェアをインストールする必要はありません。ただディスプレイを見れば、“PAY WITH CRYPTO”という新しいボタンが現れるのです。Paytomatはこのような仕組みです。


現在、私たちはXEMを含めて11種類の暗号通貨を受け入れています。私たちはこれまで暗号通貨は日常的な決済にも使用可能であることを証明してきました。法定通貨での決済は時間と共に廃れていくでしょう。そして暗号通貨による決済は日々普及していきます。

しかし、企業と暗号通貨のユーザーの間には大きな隔たりがあります。大きな問題がいくつかあるのです。企業にとっての大きな問題は、暗号通貨決済を導入する動機がないというものです。

新しいハードウェアやソフトウェアを買いたくない、日常的に暗号通貨の受け入れなんてしたくない、と彼らは言います。彼らは法的な部分を理解しておらず、暗号通貨を受け入れることを恐れているのです。

暗号通貨の所有者としては、暗号通貨で決済をする動機がありません。暗号通貨を持っているのであれば、ホールドするか取引しますね。決済には使わないはずです。そして暗号通貨を受け入れている場所はほとんどありません。

ヨーロッパやアメリカでは、電子商取引でしか暗号通貨で決済を行うことができません。カフェやレストランでは使用できないのです。そして決済には高額の手数料と、長い待ち時間が伴います。Paytomatはそうした問題を解決するように設計されています。

 - NEM(ネム)

  著者プロフィール

お忙しいところ、貴重なお時間の中での当サイトへのご訪問ありがとうございます。

WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。

今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEMをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年近いトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。

またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。