キエフブロックチェーンフォーラムでNEMブロックチェーンと、そのパブリックとプライベート分野における活用方法を議論

 最終更新日2018/09/22 公開日2018/09/22    この記事は 約5分 で読めます。

様々なスタートアップの創業者、クリプトグラファー、金融関係者、著名人が第8回キエフブロックチェーンフォーラムに集まりました。

会合での中心的な話題は次のようなものでした。暗号通貨市場の発展、マイニングとトレーディングの機能、ブロックチェーン分野の発展についての分析と予想、ブロックチェーン技術のビジネス向けの実装、独自のICOの仕様。様々な著名話者の中に、ウクライナのNEMチームの代表者が3人いました。

会合では、NEMの代表者はICOや暗号通貨の購入の仕方、利益の出し方やトレーダーになる方法については話しませんでした。
NEMウクライナ代表のAnton Bosenko氏は、次のような言葉でスピーチを始めました。

『私たちはブロックチェーンとは何か、そしてその使い方をお話ししたいと思っています。だからこそ、私たちは、金融企業、地方政府、議員向けにミーティングを開催しているのです。なぜそれが重要かと言えば、ビジネス分野の人々と州の機関は、重大な決断を毎日行っていて、それを基盤として国全体の未来が作られていくからです。』

また、Anton氏は、もし私たちが「大きく前進」したいのであれば、大規模な技術の導入が必要になると述べました。それはおそらく、ブロックチェーンを基盤とした決断が、多くの人々にとって実感のある理解可能なものになった場合にのみ実現するでしょう。

Yevgeny Klyukin氏(NEMウクライナキエフのアンバサダー)は、ビジネスにおけるブロックチェーン技術の実用的な活用方法に焦点を当てました。Yevgeny氏はスピーチの開始にあたって、ブロックチェーン技術を実装するには2つの方法、つまりパブリックとプライベートがあると述べました。

ブロックチェーンのパブリックな使用については、NEMがProximaXの技術を統合しようとしていることは触れておくべき情報でしょう。ProximaXとは、ドキュメント、音声ファイル、動画などのダウンロードを行うための分散型ストレージです。

しかし、時にはデータの一部をブロックチェーンに記録したくない場合もあります。そのような場合にプライベートブロックチェーンが使われます。

そのNEMソリューションは“Mijin”と呼ばれ、企業にとっても非常に便利なものです。その際にはエンドユーザーはそのブロックチェーンについて知る必要はなく、それでいて全てのトランザクションが安全かつ迅速で、手数料も必要ありません。

『私はウクライナ・インフラ省との共同事業について話したいと思います。そうした共同事業における最も重要なケースは、レジストリの作成です。そのため、私たちは共同で、そうしたインフラプロジェクトのプロトタイプをNEMブロックチェーン上に構築しました。こうすることで、データや数字などの代用が避けられます。』

また、Yevgeny氏は船乗りの公的な名簿を作成する計画について話しました。ウクライナには船の数に対して、必要以上の船乗りがいます。なぜそのようなことが起こっているのでしょうか?

その理由とは、大学で学び、「船上研修」に合格した証明書を提示すれば誰でも船乗りになることが可能で、しかもその証明書が簡単に偽造できてしまうためです。

NEMウクライナはさらに、Central Election Commission(中央選挙委員会)との協力も開始しています。チームのアイディアは、CECの1部門の代表であるAlexander Stelmakh氏も支持しています。

地方選挙委員会の報告書に向けたプロトタイプも同時にブロックチェーン上で開発されており、そのシステムは不正な操作を行う地域の委員会を迂回する仕組みです。

第2のプロジェクトは、法律の変更が必要なので少し複雑なものです。しかし、それによって携帯電話からの投票が可能になり、その結果がブロックチェーンに記録されることになります。

最後にAleksey Launberg氏(NEMウクライナのブロックチェーンコンサルタント)がスピーチを行いました。彼は起業家にとってのNEMプラットフォームの将来性についての情報を共有しました。

『NEMの名前の由来はNew Economy Movementです。プロジェクトの歴史はフォーラムから始まり、ある熱心な暗号通貨支持者が世界を変えるシステムを作ろうと決めたのです。』

ウクライナにおけるブロックチェーン技術の実装はどれも、多くの証明書、許可、委員会の決断が必要となります。したがって、NEMは、あらゆるところで技術を正しく使用することができるように、ブロックチェーンの認証に取り組み始めました。

NEMは非営利団体なので、主要な目標は、書類の回覧、トークン化、ロイヤルティプログラム、電子決済などに向けてブロックチェーンサービスを必要としている企業を支援することです。

2018年9月15日にNEM Global team meetupがあることを思い出してください。NEM財団の役員であり、NEM東南アジア代表およびNEMマレーシア支部代表のスティーブン・チア氏、NEM財団創立者の1人であるジェフ・マクドナルド氏もメインの講演者として同イベントに参加します。

 - NEM(ネム) ,

  著者プロフィール

お忙しいところ、貴重なお時間の中での当サイトへのご訪問ありがとうございます。

WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。

今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEMをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年近いトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。

またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。