イーサリアムからNEMなどへの移行

 最終更新日2018/10/09 公開日2018/10/09    この記事は 約7分 で読めます。

ChainZillaというところがイーサリアムからNEMやKOMODOへのチェーン移行ビジネスをやっているという記事がありましたので和訳しました。ビジネスとして成り立つそれなりの需要があるんでしょうね、きっと。

以下、和訳です。

はじめに

以前にイーサリアム上でERC20トークンをローンチした分散型プロジェクトが、プラットフォームのスケーラビリティと取引が集中した際の処理の遅れへの懸念から、イーサリアムから他のプラットフォームへと移行をし始めています。

たいていのスタートアップがイーサリアムに惹かれるというのは、もっともなことです。その理由は主に、ERC20トークンで利用可能な開発者向けドキュメンテーションが豊富なためです。

イーサリアムが人気となった別の要因として、プラットフォーム上でICOを開催することが容易な点も挙げられます。しかし、たいていのスタートアップは、よりシンプルなトークン化の仕組みと強力なインフラストラクチャを提供してくれる、より優れたプロジェクトがあることに気が付いていません。

そうしたプロジェクトが成長して、イーサリアムの限界に起因する問題に直面した際に、彼らは独自のメインネットや、他のトークンを好むようになるのです。

CryptoKittiesといったDappsの公開は、イーサリアムの歴史上でも重要な出来事でした。イーサリアムブロックチェーン上で稼働する、ユーザーがバーチャルキャットを中心としたゲームをプレイすることのできるシンプルなゲームは、イーサリアムブロックチェーンを大混雑させて有名となりました。

スケーラビリティが主な懸念ではあるものの、EOSやTRONなどのプロジェクトも独自の固有ブロックチェーンを開発しようと考えるようになりました。

将来的な問題を見越して、イーサリアムから独立したり、より機能が豊富な他のプラットフォームへ移行したいと考えるプロジェクトには、どのような選択肢があるのでしょうか?

スケーラビリティや使いやすさ、そしてセキュリティを売りにするプラットフォームはいくつか存在します。しかしその中でも、あなたの求めるブロックチェーンの機能に応じて、私たちが推奨したいブロックチェーンが二つあります。

NEMとKomodoです。

NEM:実用最小限のトークン

定義では、実用最小限のトークンとは、ブロックチェーン上に存在するデジタルトークンです。NEMでは、そうしたトークンはモザイクと呼ばれています。それはビットコインのカラードコイン(特製の通貨)に似ていますが、第三者を信頼するのではなく、完全にチェーン上で稼働します。

そうしたカラードコインの名前はネームスペースに基づいており、ネームスペースはインターネット上のドメイン名と同じような仕組みとなっています。あるネームスペースが作られると、誰も同じ名前を使うことはできなくなり、オーナーはサブドメインを制限なしに作ることができます。

NEMエコシステムのトークンは、あらゆる代替可能で取引可能な商品を表すことが出来ます。コイン、ロイヤルティポイント、金証券、借用証書、ゲーム内アイテムなどです。

すべてのモザイクは基本的な機能を規格化された方法で実装するため、あなたのトークンは、Nano walletや、モザイクと互換性のあるNEMpayのような他のアプリケーションと即座に互換性を持つことになります。

NEMでトークンをローンチすることにはいくつかアドバンテージがあります。NEMのプラットフォームは、PoI (proof-of-importance)という名称のコンセンサスアルゴリズムを採用しています。

NEMは環境に優しく、非常に安全です。暗号化されたメッセージング機能なども備えています。

マルチシグ2.0…マルチシグネチャ機能の改良版
スパムガード…NEMのノードは内臓のスパムフィルターを実装しており、ネットワークを大量のスパムから保護します
プライベートブロックチェーン…あなたのサーバー上での、スピードとプライバシーが重視されるユースケースにピンポイントでこたえる、許可制プライベートブロックチェーンによるソリューション
ユニバーサルAPI…豊かなドキュメンテーションを持ち、複雑な作業なしにDappsを開発することができます
Nano wallet…オールインワンのウォレット

Komodo:実用最小限のブロックチェーン

ブロックチェーンはトークンとは違います。その理由は主として、ブロックチェーンは親チェーン上に置かれているわけではないからです。つまり、固有のブロックチェーンは完全に自立しており、それこそがKiCs (Komodo independent Chains)の主な利点です。

具体的に言えば、もしイーサリアム上でERC20トークンをローンチしようとすれば、コインを送るためにGASを支払う必要があります。ネットワークが混雑していれば、トランザクションにかかるコストは増えます。これは問題を引き超す可能性があります。

一方で、Komodoチェーン上で起こるあらゆる出来事はKiCsにいかなる影響も与えません。さらに、KiCではトランザクション手数料をkomodoで支払うわけではないので、トランザクションコストは一定となります。

Komodoチェーンは完全に独立しているものの、あらゆるレベルにおいて相互運用性があります。つまり、プロジェクトは、分散型で独立していながら、それと同時にKomodoのエコシステムに統合可能なブロックチェーンをローンチすることが可能です。そこには以下のような機能が含まれています。

ZK-Snarks…ゼロ知識証明
特製ブロックチェーン…完全にカスタムが可能です
HyperDEX…世界で最も高度なDEX
暗号通貨環境…Komodoのスマートコントラクトレイヤー
Agama…オープンソースのマルチウォレット

ChainZillaはイーサリアムからのプロジェクト移行をサポートします。

ChainZillaはイーサリアムからの移行プロセスをシンプルなものにしてくれます。最初のステップでは、あなたのプロジェクトにトークンもしくはブロックチェーンが必要かを判断します。

私たちの専門家チームは四週間であなたの新しいブロックチェーンとアプリをローンチすることができます。

私たちは移行の際のマネジメントとDIYによるソリューションを提供します。サービスソリューションとしての私たちのブロックチェーンには次のようなものが含まれます。

KiC…Komodoインディペンデントチェーン
モザイク…NEMスマートアセット
QRC20…Qtumスマートコントラクト
Apps…ウォレット、エクスプローラー、spv、dex、dico

原文:Migrating Away from Ethereum

 - NEM(ネム) ,

  著者プロフィール

お忙しいところ、貴重なお時間の中での当サイトへのご訪問ありがとうございます。

WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。

今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEMをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年近いトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。

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