NEMコミュニティファンドDAOの新ガイドライン

 最終更新日2018/08/11 公開日2018/04/07    この記事は 約12分 で読めます。

ガイドラインがアップデートされましたので「NEMコミュニティファンドのアップデート」をご覧ください。2018年8月11日更新記事

NEMにはコミュニティファンドというものがあり、NEMで何かしたい、NEMのために何かをしたい人ための基金があります。規定の手順や条件にそって申請し、コミュニティ投票で可決、コミュニティファンド委員会投票で可決すると、マイルストーンに対して支払いを受けることができます。

これまで古いガイドラインのままで、多少ガイドラインに沿ってない案件も投票の場に出て来たりしたこともあり、日本の一部コミュニティから圧力をかけ要望を出し、最新のガイドラインが上がってきていました。

それを全文和訳しましたので確認してみてください。そして、あなたもチャレンジしてみてください!

コミュニティファンドDAO

募要件ガイドライン

コミュニティファンドDAOの紹介

コミュニティファンドDAO(Community Fund DAO)は、NEM関連のスタートアップがビジネスを短期間でローンチする支援を行うことで、NEMエコシステムの発展を促進するという目的で立ち上げられました。最低限の条件を満たせば、誰でも応募することが可能です。

約3億XEMが、NEMのNemesis block(最初のブロック)中に、このプロジェクトに割り当てられました。予算が限られているので、応募とその承認は、他の基準に加えて先着順で行われます。応募者は却下された場合には再応募をすることが可能ですが、その際には却下された理由となった点を改善していなければなりません。

下記に示したものは、応募が審査されるための最低条件です。応募において示された情報が多いほど、その審査において委員会やコミュニティからの評価は高くなる可能性があります。

審査基準

必要とする資金額

上場企業が応募する場合には1500万ドルが、法人企業が応募する場合は500万ドルが資金提供の上限となっています。企業ではない一般団体が応募する場合には50万ドルが上限となります。2つのプロジェクトを応募しても同時には審査されない場合があります。プロジェクトが上限額以上の資金を必要とする場合には、応募者はそのプロジェクトを与えられた資金で達成できることを示さなければなりません。

アクティブメンバー

資金提供を希望している応募チームに所属するメンバーは全員、NEMプロジェクトへのこれまでの関わりを示すために、全員合せて最低で250回の投稿をNEM フォーラムに行っていて、主要なNEMテレグラムチャンネルを定期的に利用している(管理者か委員会の1人に認証されている)か、NEMの公式イベントに参加して名前を知られている必要があります。

NEMプロジェクトに新規に参加する場合には、NEMプロジェクトへの貢献と応募資格の獲得を支援してくれるパートナーをNEMコミュニティの中から探し出す必要があります。

プロジェクトの自社予算

応募する企業は銀行口座を持っている必要があります。さらに彼らがそのプロジェクトに真剣に取り組んでいることを示すために、プロジェクトが達成可能であることを証明するだけの現金もしくは十分な額のXEMがその口座内になければなりません。この情報についてはコミュニティファンド委員会のみが閲覧し、一般には公開されません。

また別の証明方法として、該当の企業が資金を消費してしまっている場合には、proof of workを完成させていることを示すこともできます。

マイルストーン

各応募者はプロジェクトのマイルストーンを明記し、出資金が支払われる前に、それぞれのマイルストーンが達成されたことを示す必要があります。マイルストーンには必要とするXEMの予想量も書いてください。通常、賞金は一度に支払われることはなく、あらかじめ設定したマイルストーンが「NEMコミュニティファンドプロポーザル委員会」というあらかじめ決定されたコミュニティメンバーのグループによって審査されるたびに支払われます。

マイルストーンの達成期限が3ヵ月以上過ぎている場合は、そのプロジェクトは進行計画の再検討を依頼し、委員会がそれを実行します。

再検討後に、委員会は満足のいく進捗がなされたかについて投票を行います。期限の延長と再設定の投票が否決された場合には、提供した資金は没収され、可決された場合には期限が延長されます。

マイルストーンはすべて、XEMで記載してもらいますが、プロポーザル提出時点でのアメリカドル相当の額も示してもらいます。プロポーザル提出時とマイルストーンの支払い時でXEMの価格が異なる場合には、マイルストーンに対する支払い額は以下の式に基づいて計算されます。

d=プロポーザル時点でのアメリカドルの価格
p1=プロポーザル時点でのXEM/ドルの価格
p2=支払い時点でのXEM/ドルの価格
x=XEMの支払い総額

プロジェクト詳細のコミュニティファンド委員会への公開

NEMコミュニティでの投票で可決された場合、各応募者は、プロジェクトの特性、ターゲットとなる市場とその規模、そしてロールアウトプランの詳細といった、プロジェクトの説明を記載する必要があります。

コミュニティファンド委員会がその評価を行います。プロジェクトの詳細は一般には公開されず、コミュニティによる最初の投票に通過したプロジェクトにのみ課されるものです。プロジェクトの詳細はコミュニティ投票の通過後、2週間以内にコミュニティファンド委員会に提出しなければなりません。

プロジェクト概要

NEMフォーラムで一般の人々が評価できるように、プロジェクト概要を記載してください。

そうしたプロジェクト概要は最低でも投票の5日前に投稿され、コミュニティメンバーは投票開始前にプロジェクトを評価して議論することができます。

企業の詳細(任意ですが、強く推奨されるもの)

すべての応募者は応募時点で会社を設立し、プロジェクトに専念する準備が整っている必要があります。応募には必ず、その企業が実在し、法律もしくは会計の専門家により署名されていることを示す証明書を添えてください。証明書には企業の詳細情報(設立日、設立地、登録番号、取締役、株主など)、設立契約書、そして基本定款が含まれている必要があります。

主要関係者以外には、こうした情報は公開されることはなく、コミュニティファンド委員会が誠実な応募を検証するためにのみ使用されます。

個人や団体の応募者の場合、起業していないのであれば、提案したソリューションはオープンソースのプロジェクトと見なされます。起業していなければビジネスを行うことは不可能だからです。そうしたプロジェクトのコードは、それぞれのマイルストーンを達成した際にオープンソース化されることが求められます。

公的な身分証明

資金提供の資格を得るためには、すべての株式保有者と取締役そして関係するチームメンバーは、名前と身元を明らかにしなければなりません。各株式保有者と取締役は身分証明をする必要があります(例えば運転免許証やパスポートなど)。提供された情報は選考委員のみが閲覧し、それ以外の人物に公開されることはありません。また、選考委員自身も身元の公開を行います。株式保有者と取締役の名前(もしくは仮名)のみがコミュニティに公開されます。

そうした情報は機密性が高いので、応募が承認された場合にのみ、書類がコミュニティファンド委員会に送られます。

投票前の手続き

NEMブロックチェーンプロポーザルへの投票の前には、以下の手続きが求められます。

1.公式なプロポーザルを行い、フォーラムに公式スレッドを作る。

2.定期的にテレグラムチャットを行うか、プロジェクトマネージャーたちと交流することのできるフォーラムやその他コミュニケーション手段を用意する。

3.一度で「プロジェクトを知る」ためのセッションを開き、Youtube動画、AMA、ミートアップでのスピーチ動画などを使ってプロジェクトを紹介する。

投票プロセス

応募するアイディアを持つ人物は、以下のプロセスを経る必要があります。

1.NEMフォーラムの一般公開エリア(開設予定)でアイディアを提示し、前述の基準を満たす。

2.提案者はコミュニティファンド委員会と話し合い、いつ投票を開催するか調整しなければなりません。もしすでに同時に2つの投票が行われる予定があれば、その提案は先の投票が終了するまで順番待ちリストに加わります。NEMユーザーは自身の重要度に応じて、賛成か反対に投票します。

3.NEMブロックチェーンの重要度のうち3%という定足数が満たされれば、投票は65%の賛成を得ることで可決され、コミュニティがそれを承認したものとみなされます。上記の基準を満たさない場合は否決されます。

4.コミュニティが承認を行った場合、上記の要綱に従ってコミュニティファンド委員会にプロジェクトの詳細を提出してください。

5.コミュニティが承認を行った場合、コミュニティファンド委員会が投票を行います。

a.コミュニティファンド委員会の80%が賛成した場合、プロポーザルは可決されます。

b.もし投票で否決された場合、コミュニティファンド委員会は直ちに投票を却下するか、コミュニティに対して修正案を提示することができます。その場合には、ステップ2に戻ってコミュニティによる投票が行われます。このプロセスはプロポーザルが可決されるか却下されるまで続きます。

6.プロポーザルが却下された場合、2週間の待期期間の後に再び提案を行うことができます。

コミュニティファンドプロポーザル後のICO

すでにICOを行っている企業はコミュニティファンドの対象とはなりません。

ある企業がコミュニティからマイルストーンに対する支払いを受け、最後のマイルストーン支払い後から12ヵ月以内にICOを開催する場合、その企業はコミュニティファンドに対して返金を行います。

返金については、マイルストーン支払い時点での法定通貨のレートに基づいて、彼らが受け取った資金の法定通貨換算額を、相当量のICOトークンによって支払うことになります。そうした支払いは、トークン総発行量の2.5%、もしくはコミュニティファンドから受け取った資金の法定通貨換算額を超えてはなりません。

私たちへの応募はすべて、最低でも上記の情報を添えて行ってください。欠けている情報が1つでもあれば、応募は審査されません。すべての情報は内密に検討されます。応募は以下のメールアドレスまでお送りください。
communityfundproposal@nem.io

要約すると、以下のような情報が関係各所に公開されます。

応募での公開情報:

1.企業名
2.プロジェクト紹介
3.必要な資金額
4.アクティブメンバーと関係するメンバー(応募者は本名もしくは仮名を使うことができます)
5.マイルストーン
6.プロジェクト概要

コミュニティファンド委員会への公開情報:

1.プロジェクトの自社資金
2.プロジェクトの詳細
3.企業の詳細

実名の認証を行う際の信頼性確保を目的とした、コミュニティファンド委員会メンバーの身元情報:

Linkedinのプロフィールや同等の履歴書を添えた、応募者の公的な身分証明が提示されます。

 - NEM(ネム) ,

  著者プロフィール

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WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。

今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEMをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年近いトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。

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