Consensus 2018でのNEMレポート
最終更新日2018/06/03 公開日2018/06/03 この記事は 約4分 で読めます。
"コンセンサス"とは物事についての一般的な合意を表し、ある集団内での融和や和解を達成する動的なプロセスです。
少数派を無視し多数派を採用することで解決を図る投票とは異なり、コンセンサスでは合意が集団全体の利益にならなければなりません。定義としては、コンセンサスは理想主義的なように感じられます。しかし、理想主義でありながらも、テクノロジーによってそれは現実のものとなったのです。
コンセンサスのメカニズムとプロトコルは、ブロックチェーン技術の核をなすものです。ご存知の通り、近年多くのブロックチェーンプラットフォームが誕生し、様々なコンセンサスメカニズムとプロトコルを生み出しています。
2018年5月14日~16日にかけて、ニューヨークで別の種類のコンセンサスが行われました。Consensus 2018のことです。Consensusは毎年行われているブロックチェーン技術のサミットで、新しいイノベーションやブロックチェーンのアプリケーションが紹介されるイベントです。
ブロックチェーン関連のニュースを配信する大手プラットフォームであるCoinDeskがConsensusを運営しており、今年で4年連続の開催となります。
ブロックチェーンやデジタルエコノミーへの参入者は増えており、Consensus 2018は世界中の人々があることを知るための重要なイベントです。つまり、ブロックチェーンこそが未来だということです。
NEM財団も同イベントに参加しました。NEMは最良のスマートアセットプラットフォームとして、いくつかのトップ製品と、NEMを活用してイノベーションを行ったプロジェクトを紹介しました。
NEMの招待を受けたテックビューロ社、Asta、He3Labs、LoyalCoin、Verses、Zeus Exchange、PeerStream、Kchain、Digital2Go、GoBlock、LuxtagがSutton Space Pavillonのフロア全体を使用しました。
そうしたNEMのパートナー企業が参加したことからも、NEMが、様々な分野で開発および実装可能な革新的なソリューションに向けて、必要となるプラットフォームを提供できているということがうかがえます。
NEMはさらにCatapultのリリースも行います。開発、検証、機能向上にほぼ3年を費やし、Catapultはようやく、あらゆる産業分野の企業からの動的な需要に対応できる、さらに機能性の高いプラットフォームを提供する準備が整いました。
NEM財団の暫定代表であるクリストフ氏は、現在ブロックチェーン技術を採用している企業や、将来的に採用する企業に対して、Catapultが何を提供することができるかを正確に説明しています。
使いやすさや実装の容易さと組み合わさることで、一連の強力な構成要素が企業によるブロックチェーンの採用を加速させ、世界中の最大規模のテクノロジービジネスのニーズに応えることになります。
その用途は、電子マネーシステム、ユーザー認証、土地や不動産の登記、物流の追跡、食べ物のトレーサビリティなど多岐にわたります。」
NEMがConsensus 2018に参加したことによって、ますます多くの人がNEMとその製品、そしてパートナー企業が世界に提供できるものを知ることになります。それは従来のニーズと将来のニーズに応える新しいソリューションです。
実際に、Consensus 2018にはコンセンサスが存在しました。ブロックチェーン技術こそが未来のあり方で、それは世界の仕組みを変えるということです。NEMが今日形作っているのは、そうした未来なのです。
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著者プロフィール
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WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。
今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEM Symbolをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年以上のトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。
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