CopyrightBankがNEMを基盤とした著作権登録プラットフォームをローンチ
最終更新日2018/07/14 公開日2018/07/14 この記事は 約4分 で読めます。
世界中のオリジナルのデジタルコンテンツ著作者や所有者は、今後自身の作品をCopyrightBankと呼ばれるブロックチェーンを基盤とした新しいプラットフォームに登録することができます。
メルボルンで開発された同プラットフォームによって、本、音楽、写真、アートワーク、映画、コンピュータプログラム、データベースなどの作品にブロックチェーン上でデジタルフィンガープリントを施し、所有権の認証手段とすることができます。費用はローンチ時の価格で1作品あたり1ドルとなっています。
ユーザーはCopyrightBankの無料アカウントに登録をして自身のデジタル作品をアップロードするだけで、タイムスタンプを施してブロックチェーン上に登録を行い、登録をした証明を受け取ることができます。
スマートフォンがあれば、誰でも写真家や映画監督、音楽プロデューサーになることができます。しかし、そうしたコンテンツクリエイターのための法的な保護は、時代の流れに追い付いていません。
コンテンツのクリエイターがシンプルかつ効率的に自身の著作権を登録して所有権を証明する方法が必要です。そして、これこそまさに、私たちがCopyrightBankで提供しようとしているものなのです。」
とCopyrightBankのCEOで創立者のデイビッド・オー氏は言います。
同プラットフォームは、一からスケーリングとスピード獲得のために設計されてコードが組まれたNEMブロックチェーンを基盤として構築されています。
他のブロックチェーンやデジタル台帳とは異なり、NEMの「プラグアンドプレイ」式のアプローチは、スタートアップや企業に対して、トランザクションの実行とデジタルアセットの保存に向けた、カスタム可能でシンプルかつ安全な手段を提供します。
とオー氏は述べました。
CopyrightBank のプラットフォームを開発した、メルボルンを拠点とするシステムインテグレーターであるASTAソリューションズのCEO、Bill Angelidis氏は言います。
CopyrightBankはNEM財団のコミュニティファンドから50万ドルを資金調達しています。NEM財団は非営利団体で、あらゆる産業に向けて世界規模でNEMのブロックチェーン技術を紹介し、それについての教育を行って普及を促進することを専門に行う組織です。
と、NEM財団のオーストラリアおよびニュージーランド地域事業拡大ディレクターであるジェイソン・リー氏はコメントしました。
私たちには休んでいる時間はありません。開発チームはすでにモバイルアプリケーション向けのアーキテクチャの開発を開始しました。ローンチされれば、本当のゲームチェンジャーとなるでしょう。」
とオー氏は述べました。
著者プロフィール
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WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。
今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEM Symbolをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年以上のトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。
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