NEM財団代表ロンさん副代表ジェフさん退任

 最終更新日2018/04/06 公開日2018/04/06    この記事は 約12分 で読めます。

これはちょっと驚きのニュースでした。彼らはNEMを離れるわけではなく役職を降りて活動は継続していくようです。タイミング的にCoincheck盗難事件の後なので「今ですかww」っていうのは正直ありましたが、彼らのここまでの功績は称えられるべきだと思います。

ではまずNEM財団からのお知らせ和訳から、その後に、ロンさんの退任あいさつ、ジェフさんの退任あいさつの和訳です。

NEM財団の変革 代表の交代

親愛なるNEMコミュニティへ

私たちは今日、ロン・ウォンとジェフ・マクドナルドがNEM財団の役職から退き、諮問役となることをお知らせしたいと思います。すでにクリストフ・ヴァン・デ・レックがNEM財団の暫定的な代表に選出されています。

Catapultの非公開ベータ版リリースの初期段階が順調に進んでいることから、ロンとジェフは今度はNEMのビジネスパートナーの開拓に集中しようとしています。提携を行うスタートアップやコンサルタントの存在は、NEMのアプリケーションを世界中で実装する際に必要なものとなります。

NEMのエコシステムは現在発展しており、ロンとジェフは諮問役となることで、より多くの時間を強力なシステムインテグレーターを開発するために使うことができます。それこそが、現在のNEMのエコシステムに決定的に欠けているものだからです。

NEM財団を代表して、私たちはロンとジェフの計り知れない貢献に感謝を示したいと思います。彼らのリーダーシップのおかげで、NEM財団は様々な偉業を達成することができ、私たちの未来は明るいものとなりました。

私たちの主要な開発者、ビジネスパートナー、そしてマネジメントチームはNEMの成功のために100%の力を注いでいます。NEMはブロックチェーンのビジネスにおける検証済みのユースケースの面で業界をリードし、これからも素晴らしいニュースがたくさん届いてくるでしょう。

ロンとジェフを感謝と共に温かく見送り、クリストフを祝福してあげてください!今後数日中にクリストフからの声明と、新しい情報をリリースする予定です。

続いて、ロン・ウォン氏からのメッセージ和訳。

ロン・ウォンからの手紙-エコシステムを拡大し、成長を確実なものに

NEMの誕生から4年目を迎えるにあたり、私はNEM財団の今後と、このプロジェクトが私にとってどれほど大切ものかについて少しお話したいと思います。私はこれまで常にNEMを成功へと導きたいと考えてきました。その過程で多くの困難と試練に直面しながらも、あらゆる基準に照らしてもNEMは成功を達成しました。

しかし、常に頭の中には1つの考えがありました。それは、NEMのための最良のエコシステム構築のために尽力したいという思いです。私はこれまで常に自分のすべてをNEMに捧げ、XEMが1枚あたり0.00017ドルという控えめな価格で売り出された発行時からフルタイムで働いてきました。

昨年、XEMの価格は急激に上昇し、それと共にNEM財団が設立され、拡大していきました。私は初代の代表となり、NEMが世界中に拡大していくのを見守ることができて誇らしく感じています。NEM財団の活動によって、NEMは独自のブロックチェーンセンターを設置する世界初の暗号通貨プロジェクトという、他にはない地位を獲得しました。

このセンター設立は大きな発展の証であり、世界的な規模で協力して大きな夢へと向かっているプロジェクトチームの一貫した努力のたまものです。この素晴らしいコミュニティとチームを率いる機会を頂けたことは、私にとって光栄なことであり、大きな名誉でもありました。

Catapultはローンチされたばかりですが、そのプライベートチェーン向けのオープンソース版もすぐにリリースされる予定です。パブリックチェーンの準備も間もなく開始されます。私は、Catapultがさらに大きな成功をおさめ、その時には私たちが世界のリーダーだと認識されることになる、という大きな野望を持っています。

私は、NEMがブロックチェーンで行う価値の取引や移動を超えた、大きなエコシステムを持つことが決定的に重要だと今でも信じています。私たちの唯一無二の優れた技術はあらゆる分野に広がり、様々な産業全体にまで普及するはずです。

NEMのローンチ以前のかなり昔のことですが、私たちがすべきだと感じたことの1つに、分散型のファイル管理システムとNEMのパブリックチェーン上の強力な抽象化レイヤーを備えた、何らかの形式の統合されたソリューションの構築があります。しかし、当時はより差し迫った課題があり、その考えは後回しになっていました。

皆さんの多くは、最近公式に行われた、ProximaXのプロジェクトとしての開始報告をご覧になったことでしょう。ProximaXの趣旨を明確にさせてください。同プロジェクトの目的はNEMのエコシステムを拡大することです。決してNEMの競合相手になるというわけではありません。ProximaXはXEMの利便性を向上させるために立ち上げられたのです。

ProximaX の暗号通貨であるXPXの発行自体が、NEMブロックチェーンのモザイクを活用して行われたものであり、そのトランザクション手数料はXEMで支払われます。実際には、ProximaXはNEMがどれほど強力か、そして派生プロジェクトをNEMブロックチェーンがいかにしてサポートするかを実証するものなのです。

ProximaXが世界規模で普及することになれば、トランザクションを行うためにより多くのXEMが必要となるため、NEMも確実に恩恵を受けることになるでしょう。ProximaXとNEMは共生可能であり、そのエコシステムは規模においても利便性の面でも大幅に向上するでしょう。

私たちのNEM財団は、世界を驚かせる気概を持つ優秀なリーダーと熱心なフルタイムの開発者たちに恵まれてきました。私たちは勢いを得ることに成功し、これまでの進捗に私は満足しています。そのため、慎重に検討した後、私はNEM財団の代表を退き、私の力をProximaXの開発と、NEMのエコシステム拡大のために費やすべき時が来たと判断しました。

NEMの未来は明るく、最高の瞬間はこれからやってくると私は考えています。私たちのエコシステムを作り上げた時と同様の素晴らしいサポートと、NEM財団の同僚たちの作業の支援をぜひお願いしたいと思います。私は自分の役割を果たします。これから私がするあらゆることは、NEMの利益となることを皆さんにお約束します。

ありがとうございました。

ロン・ウォン

最後に最もNEMについて献身的だった印象が強いジェフ・マクドナルド氏からのメッセージ和訳です。

ジェフ・マクドナルドからの手紙-NEMのさらなる成功のために諮問役を引き受けました

2013年のことはよく覚えています。私はビットコインの存在に興奮し、それについて可能な限りの知識を漁りました。私の友人や恋人が、私はクレイジーだと言ったほどでした。ははは。私は空いている時間のほとんどをブロックチェーンに費やし、2014年の初め、私はブロックチェーンによって開かれる様々な可能性について思いを巡らせていました。その頃私はNEMのコミュニティに出会い、それに没頭しました。

NEMは何もかもが違っていました。開発者、コミュニティ、ビジョン。私はそれに深く共感し、このプロジェクトに夢中になったのです。私は参加の呼びかけに応じ、NEM初のFacebookページを作り、BitcoinTalkのフォーラムや他の場所でNEMを宣伝するための記事を投稿し始めました。その時はNEMが私の生活でこれほど大きな存在になるとは知りませんでした。

2014年以降、私の役割はソーシャルメディアだけに留まらず様々な業務を担当しました。ブログの投稿や更新、スーパーノードの設計、コミュニティファンドの担当、Mixmasterと共同で行ったウォレット開発の監督、Saulと共に行った初期のウェブサイトデザインの支援、Jimmyとのアポスティーユ開発、Sergiと行った投票規格の設定、そして副代表としてロンがNEM財団を立ち上げ、世界中で認知度を向上させる手助けをしました。

私は多くの素晴らしい人々に出会い、ブロックチェーン産業が急速に発展するのを見てきました。当時は人々が私のブロックチェーンへの情熱を嘲笑しにくるようなプロジェクトでしたが、そこから進歩し、今ではみんな私にどうしたら活動に参加できるのかを質問してくるほどです。

NEMはローンチから3周年を迎え、Catapultは間もなくリリースされます。私がNEMに参加することができて、どれほど誇らしく思っているかを言葉にすることはできません。

今日まで時の流れは速く、私は本当に忙しく働きました。少し忙しすぎるほどでした。ご存知の方もいるでしょうが、私はクローン病を患っていて、常に最高の健康状態にあるわけではなく、アメリカを離れて10年以上になります。私は休みをもらって仕事以外のこともしてみたいと思っています。家族サービスをしたり、休息して元気を取り戻したいと思っています。

今日付で、私は財団の副代表としての地位を退き、新しい諮問役となります。そうすれば自分の時間や健康、人間関係をうまく管理することができそうです。私はNEMを去るわけではありませんし、私のNEMへの情熱は衰えていません。それどころか私の経験と考察によって、情熱はより強く具体的なものへとなりつつあります。

私はLuxTagKchainの仕事を拡大し、Catapultの開発の進捗に応じて、投票とアポスティーユのプロトコルを改良しようと考えています。Catapultによって可能になるそうしたプロジェクトに加え、私は追加のプロトコルに向けた他のアイディアにも取り組んでいます。私にとって、それは取り組んでみたくなるようなワクワクする仕事であり、今日からでも始めようと思っています。

財団のメンバーはみな協力的で、特にNEMの開発者であるJaguar0625、Gimre、BloodyRookieにはハードワークを行ってくれたことに感謝しています。彼らなしでは、私たちが夢中になって集まることができる素晴らしい技術は生まれなかったことでしょう。彼らが思い描くブロックチェーンのあるべき姿やその可能性は、私を刺激し続けています。

私が感じているのと同様の希望を、みなさんもNEMに対して抱いてほしいと思います。NEMに参加できたことは私の人生最良の出来事の1つです。私たちが開発やマーケティング、NEMのプロモーションを行う際に、皆さんがサポートをする方法をそれぞれが見つけてほしいと思っています。

ありがとうございました。

ジェフ

さいごに

以上が今回の和訳になります。

彼らは財団の役職からは一端引きますが、今後もNEMの発展のために力を尽くしてくれると思います。彼らの言葉の節々にNEMへの力強い希望が感じられたことと思います。暫定ではありますが新代表のクリストフ氏に注目です。

しかし、それよりも大事なのは分散コミュニティーが育っていくことだと僕は思いますので、超絶微力ながら引き続きできることをやっていこうと思います。

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  著者プロフィール

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WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。

今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEMをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年近いトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。

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