23億ドル相当のXEMをトレードしている最大市場の1つ、韓国へNEM財団が進出

 最終更新日2018/06/27 公開日2018/06/27    この記事は 約9分 で読めます。


Accelerate KoreaによるFutureBlockシンポジウムは、交流のネットワークを拡大し、韓国や世界市場でパートナーを獲得するためのプラットフォームをNEMに提供してくれました。

韓国、ソウル、2018年6月11日(EINPresswire.com)

「韓国ではNEMの活動があまり行われていないにもかかわらず、同国はNEMの暗号通貨であるXEMを熱心に支援してくれています。財団は、韓国の人々がNEMを信頼してくれたことに対して恩返しをする時が来たと感じており、私たちの技術をさらに改善し、韓国のエコシステムを組み込むことによってNEMのユースケースを拡大しなければならないと考えています。」

とNEM財団のプロジェクトディレクターのLance Cheang氏は言います。

これまでのところ、KChainへのNEMのサポート、NEM向けのシステムインテグレーター、そしてブロックチェーン上の拡張現実であるScanetchain等を除くと、韓国での活動はあまり行われていません。

しかし、NEMが地域団体を立ち上げ、地元の才能ある人物を雇って韓国への財団の進出を指揮してもらうことで、近い将来に状況は変わりそうだ、とCheang氏は言います。

NEMは、スタートアップがプロジェクトのプロポーザルやライトペーパーを提出することで申し込むことのできる、2億5000万XEMのコミュニティファンドを用意しています。

プロジェクトがコミュニティ投票を通過すれば、そのスタートアップは最大で300万XEM(記事投稿時点で75万ドル相当)を受け取ることが可能です。

アジアはブロックチェーン産業の最前線で、他の地域を一歩リードしており、その理由とは企業が先に行動を起こし、それを軸として展開していくからだ、とCheang氏は述べました。

対照的に、アメリカでは規制とコンプライアンスの要件が行動を遅らせており、それによって事態が複雑化していると同氏は考えています。NEMは、事業拡大とコミュニティ強化のために世界中で4000万ドルをブロックチェーンに投資しています。

「韓国で多くの可能性が生まれつつあるのは間違いありません。」と彼はFutureBlockに参加した際に述べました。FutureBlockとは、先月韓国のソウルで開かれたシンポジウムで、ブロックチェーン技術の未来を模索し、様々な分野の主要なステークホルダー間でシナジー効果を作り出すことを目的としています。

「ちょうど今日、製薬業界のある人物が、昨日は銀行部門や公共交通機関の人物が、彼らの産業にブロックチェーンを実装する方法について熱心に質問してきました。

したがって、韓国には多くの可能性があり、現状よりももっと多くのことが達成可能だと私は考えます。FutureBlockシンポジウムは、韓国が活気のあるビジネスシーンで、ブロックチェーンを渇望しているということをNEMに示しました。そしてNEMはそのニーズに応える準備があります。

私は、NEMが持つブロックチェーンにおける専門知識と私たちの既存の企業向けユースケースにより、韓国企業に利益を提供できると感じています。

私たちのAPIを活用したブロックチェーンソフトウェアを使って、ブロックチェーンのシステム開発に熱心に挑もうとしている駆け出しの開発者にとっては、使いやすさという点もさらなるアドバンテージになります。」

個人、政府、学術機関、企業やビジネスもまた、将来開設されるNEM Blockchain Centerを通じて学習をしたりサポートを受けることができるようになります。そこでは研修チームや技術チームが勤務し、ブロックチェーンのアプリケーションを開発している企業のサポートを行います、とCheang氏は言いました。

「韓国のブロックチェーン産業は、急速に成長しており、世界市場にも進出しつつあります。おそらく、そうしたことは、現在ブロックチェーン産業で勢いのある、韓国のスタートアップ経済の発展のために行われた巨額の投資による潜在的な効果でしょう。」

と、FutureBlock を設立して組織化したAccelerate KoreaのAlina Gratschner氏とCarlo Jacobs氏は述べました。

NEM財団の目的は、一般市民や政府、学術機関や企業に対してブロックチェーン技術の教育を行い、その普及を図ることです。先月ソウルでは、3500人以上がFutureBlock Symposiumに参加しました。

FutureBlock Symposiumは、前アメリカ副大統領Dick Cheney氏、ドイツのGerhard Schroeder氏、チリのMichelle Bachelet氏、オランダのJan Peter Balkenende氏などの、世界の技術および政治分野の指導者たちを招集するために開催されたAsian Leadership Conferenceの一環として行われました。

韓国のスタートアップアクセラレータであるFountationXのCEOであるSungjae Hwang氏は、シンポジウムで講演を行い、韓国での暗号通貨取引の需要が高いことによって、100以上の取引所が開設され、ICOを中心として、マーケティング代理店、法律事務所、開発者といった新しい産業が生まれたと述べました。

金融規制機関は昨年、ICOを鎮圧すると述べたものの、それが法的に執行されることはありませんでした。韓国のブロックチェーン企業は、自身のプロジェクトを海外に移してICOをローンチしたからです。

昨年ローンチされたICONプロジェクトは、The Loopが出資する、韓国中をハイパーコネクトすることを目的とした、人気の高い韓国のブロックチェーン財団です。

The Loopは、Lineといった企業や、Korean Customs Serviceなどの公共団体と提携を結び、自社のブロックチェーンネットワークを構築してきました。そのようなイノベーションは、韓国が素早いフォロワーから脱皮してブロックチェーン技術におけるリーダーになる助けになる、とHwang氏は考えています。

「私たちには豊富な人的資源があり、技術を合理的で効果的な方法で使用することを得意としています。実世界ではブロックチェーンのアプリケーションはそれほど多くはありません。韓国人は日常生活で使用する実用的なアプリケーションを作ることも可能です。」

と彼は言います。

例えば、小売ビジネス向けにロイヤリティポイントをデジタル化するスタートアップであるSpoqaは、自社のユーザーポイントをトークン化するリバースICOの準備をしています。

中国と日本に挟まれ、シンガポールや香港へのアクセスも良いという韓国のロケーションは、韓国がブロックチェーンコミュニティのハブとなる手助けになる、とHwang氏は述べました。

韓国のアクセラレータFuturePlay のスピンオフであるFoundationXは、スキャムや風説の流布を悪用するICOといった、ブロックチェーン業界の暗部を払しょくする目的でローンチされました。

「ICOの中で今後も残るのは1%だけでしょう。しかし、それは次世代のGoogleやFacebook、韓国企業のKakaoになるかもしれません。だから私たちはこの分野に進出し、その1%を発掘しようとしているのです。」

と彼は言いました。

彼はブロックチェーン技術を、モノのインターネット、拡張現実や仮想現実、そしてコマースの分野に応用するということに、大きな将来性を感じています。

彼はブロックチェーンと韓国文化の類似を指摘します。韓国文化は階層的な伝統への反発の色が濃いものですが、ブロックチェーン技術には変革と分散化を達成する能力があります。

「両親から巨額を相続した人と、叩き上げの人物ではスタートラインが全く違います。ブロックチェーンはそうした壁を壊すことができます。ブロックチェーンの基本的な要素とは、仲介業者の排除です。ブロックチェーンによって韓国は国民にとってよりフェアな国となります。」

とHwang氏は言います。

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