LuxTagがDagang Net(ダガンネット)と提携し、NEMブロックチェーンを活用したeサービスを提供へ

 最終更新日2019/03/03 公開日2019/03/03    この記事は 約9分 で読めます。

LuxTagはNEMブロックチェーンで存在証明や保管の証明を提供する会社で、NEMコミュニティの中でも最も信頼の厚い1人である前NEM財団副代表/現評議員のジェフ・マクドナルド氏が創始者の1人でもあり、CBO(Chief Blockchain Officer)を務めています。

同社はNEMのコミュニティファンドから資金調達すべく、NEMコミュニティの賛成多数を受けて可決した第1号案件でもあります。

Luxtagを通じた証明は基本的にNEMパブリックチェーン上に構築されますが、ユースケースによりテックビューロホールディングスが提供するNEMのプライベートチェーン版「mijin」を使うことも可能です。

今回はそのLuxtagとマレーシア証券取引所の上場企業であるDagang NeXchange社(以下DNeX)の完全子会社であるDagang Net Technologies社(ダガンネット)との提携の話です。なかなか将来性豊かな内容ではないかと思うのですがどうでしょう?

DNeXは1970年に創業した投資持株会社で、子会社を通じて情報通信技術事業および企業を運営しています。提携した完全子会社のダガンネットは1989年創業と実績のある企業で、税関など各種申請書や証明書を電子化するなどの「eサービス」を主たる業務としているようです。日本での業務実績もありました。

マレーシアでは原産地証明書のマニュアル申請が廃止され、2013年1月1日から全て「ePCO」というシステムを通じたオンライン申請になっています。

その運営をするのがダガンネット社で、JETRO(日本貿易振興機構)公式サイトのマレーシア関税制度のページでも次のように書かれています。

これまで述べてきた貿易協定のうち、既に発効したものに関連して原産地証明を取得する場合は、DagangNet Technologies Sdn Bhdが運営するePCOと呼ばれる電子原産地証明システム(Electronic Preferential Certificate of Origin System:ePCO)を通じて、オンラインで申請手続きを行うことになっている。

今回の提携の流れから、将来的にその電子原産地証明システム(ePCO)がNEMのブロックチェーンをバックボーンにしたシステムにアップデートされることも期待されるのではないでしょうか?

余談ですが、Dnexの株価チャートを見てみたところ下降トレンドではありますが底抜けしたのかな?とも見れる状態にあり、ご存知"ヌマメーター"では2019年2月中旬に見事、沼抜けをしておりました(笑)

それでは以下が今回の提携ニュースの和訳全文となります。

LuxTagがダガンネットと提携し、NEMブロックチェーンを活用したeサービスを提供へ

2019年2月27日、クアラルンプール
ブロックチェーンアプリケーションの開発を専門とするマレーシアのイノベーション志向の企業LuxTag社と、DNeXの完全子会社であるダガンネットは、提携合意書に署名し、ブロックチェーン技術を活用したeサービスを提供していくと発表しました。

今回の合意の下で、両社は、テキスト、イメージ、マルチメディアなどのコンテンツを含むデジタルファイルやデジタルアセットを管理するための、ブロックチェーンとデジタル台帳技術 (DLT) を活用したeサービスを開発していくことになります。

合意書の署名は、クアラルンプールで同日開催されたワールドブロックチェーンサミットで行われました。LuxTag側は創立者でCEOのRene Bernard氏と、同じく創立者でCFOを務めるFaeez M Noor氏が代表として出席しました。

ダガンネット側はCEOのWan Ahmad Syatibi Wan Abd Manan氏と、DNeXのCTOであるJasbenderjit Kaur氏が代表を務めました。署名の際には、Malaysian Industry-Government Group for High Technology (MIGHT) の代表兼CEOのMohd Yusoff Sulaiman博士が証人となりました。

ブロックチェーンは台帳の形式を取るデータ構造で、あらゆる価値のあるものを追跡・記録するようにプログラムされており、権力の中心を持たない分散型の仕組みとなっています。

一般的なデータベースとは異なり、ブロックチェーンは時間の経過とともにデータを追跡・記録する、破壊や変更が不可能な方法を採用しています。この仕組みによって、デジタルアセットの管理、特にアセットへのアクセス許可や権利の管理を行う際に生じる問題を効果的に解決することができます。

LuxTagのCEOであるRene Bernard氏は、マレーシアで約30年の活動実績を誇る、著名なITサービスプロバイダーであるダガンネットと共に仕事ができることを光栄に思うと述べました。

「LuxTagのメンバーは、自分たちのことをクリエイター、発明家、イノベーターだと考えています。一方でダガンネットは製品化されたソリューションを活用して企業にサービスを提供することに優れています。これは戦略的協力を行うのにあたって完璧な組み合わせです。」
―LuxTag CEO、Rene Bernard氏

DNeXの経営執行役副会長であり、ダガンネットでは経営執行役会長を務めるSamsul Husin氏は次のように述べました。

「私たちはLuxTagと協力を行い、ますます成長を続けるブロックチェーンとDLTを活用したサービスの市場において、ビジネス機会を切り開くことができて嬉しく思っています。デジタルアセット管理におけるブロックチェーン革命は、教育、金融、規制機関、ヘルスケア、政府などにまで拡大していくと予想されます。」

さらに彼は、ブロックチェーンがユーザーにもたらす潜在的なメリットによって、機関や企業もブロックチェーンを自社のビジネスやサービスに組み込む方法を模索することになる、と付け加えました。

「私たちがブロックチェーンとDLTの分野に進出したことは、わが社が行っている、顧客の効率性向上の手助けをするエンドトゥエンドの革新的なサービスを提供するというダガンネットデジタルプラットフォーム構想の一環です。」
―Samsul Husi氏

LuxTagは今回の提携を、一連のブロックチェーンを基盤としたソリューションによるエコシステムを共同で作り上げる、という将来性豊かな戦略的提携の第一歩だと考えています。

LuxTagについて

LuxTagは偽造および盗難防止のソリューションプロバイダーで、NEMという最新のブロックチェーンプラットフォームを採用しています。同社のブロックチェーンを活用したサービスは、実際の製品に向けた真正性のデジタル証明書を発行し、それをマルチシグネチャーのコントラクトを通じてブランドと所有者にリンクさせます。

LuxTagの技術は、顧客とのかかわりを向上させる革新的な仕組みを通じて、さらなるビジネスインテリジェンスを提供します。現在のところ、アート、ファッション、アパレル、貴金属、高級品、ドキュメントの分野にサービスを提供しています。

LuxTagはMalaysia Digital Economy Corporation (MDEC)、Malaysian Industry-Government Group for High Technology (MIGHT)、Malaysian Global Innovation & Creativity Centre (MaGIC)、Cyberviewから支援を受け、そうした団体と積極的に協力を行っています。

Dagang NeXchange Berhadについて

Dagang NeXchange Berhad (DNeX) は、受賞経験のある取引円滑化のためのeサービスを提供しており、取引円滑化、ITコンサルタント、サイバーセキュリティの分野でeサービスを提供することに関して、豊かな知識、専門技術、運営上のノウハウを持っています。さらにDNeXは、石油、ガス、エネルギーの分野でも頭角を現しています。同社はマレーシア証券取引所に上場されています。

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  著者プロフィール

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WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。

今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEMをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年近いトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。

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