Millbrook Accord:NEM財団など業界大手が集結し、セキュリティトークンの取り組みを拡大

 最終更新日2018/12/13 公開日2018/12/13    この記事は 約7分 で読めます。

Verified Token Frameworkを立ち上げたGSXグループ、tZERO、SharesPost、Techemyが、互換性のあるセキュリティトークンのガイドラインを提供

最も強い影響力を持つブロックチェーン企業数社からなるコンソーシアムが、セキュリティトークンの市場における互換性を促進する共通の枠組みを設定すると発表しました。

2018年にニュージーランド、クイーンズタウンのミルブルックリゾートで開催された、ブロックチェーン・サウス・リーダーシップサミットにおいて結成されたMillbrook Accordには以下の企業が参加しています。

SharesPost、Techemy、tZERO、Gibraltar Stock Exchange Group(GSXグループ)、Global Advisors、ERCDEX、NEM、HyperLink Capital、Alchemist Ventures、Bankorus、Blockchain Labs、AnyPay

セキュリティトークンの取り組みを促進するワーキンググループ

Millbrook Accordはブロックチェーン・トークン協会が運営している組織で、セキュリティトークンの取り組みを促進し、新しい種類のデジタルアセットの成熟を促すことに尽力しているワーキンググループです。

同組織が新規に立ち上げたVerified Token Framework(VTF)は、セキュリティトークンの互換性についての主要な産業ガイドラインを提供し、セキュリティトークンのエコシステムにおける主流の参照ドキュメント、コードベース、そしてコミュニティとなることを目的としています。コアとなるVTFのコードベース自体はオープンソースとなっています。

セキュリティトークンとは、実物資産や株式を含む従来型の証券の代わりとなるデジタルアセットであり、未来の金融商品の主柱を担うと期待されています。

セキュリティトークンの潜在市場は約500兆ドルと推定されており、この新しい種類のアセットへの投資は、2018年だけでもすでに5億ドルを上回っています。

Millbrook Accordの主な目的は、実用的なソリューションを発展させ、身分証明、司法機関の方向付けに向けたよりシームレスなプロセスを促進し、トークン所有者、取引所、プラットフォーム間のコンプライアンスを達成することです。

tZEROのCEO、Saum Noursalehi氏は次のように述べました。

「セキュリティトークンの運動が拡大するためには、企業は公平な規格を制定しなければなりません。VTFは、デジタルセットに互換性を持たせ、セキュリティトークン独特の問題を解決するための第一歩です。」

ブロックチェーン産業の継続的な成長への大きな障害を排除する取り組みにおける、継続した協力やコンセンサス達成の支援を行うために、Millbrook Accordは世界中で年4回ベイクオフ(←PRチャレンジ的な意味合い)を開催します。


最初のベイクオフはニューヨークで開催されます。会合の一環として、会員の企業は、Millbrook Accord のソフトウェアの目標を推し進めるために開設されたGitHubの新しいレポジトリをレビューし、そこに貢献することになっています。

ブロックチェーン・トークン協会の議長、Jeff Pulver氏は次のように述べました。

「VoIP(ボイスオーバーインターネットプロトコル)の時代において、私たちは業界の主導者を招いて、彼らの実用段階のコードを年4回のベイクオフに持ち寄ってもらいます。

そこで開発者たちは彼らのコードを互換性のあるものにしようと試みます。その結果として、無料でオープンソースの一連の規格が生まれ、それが最終的にはサービスの互換性につながります。

私たちは、技術的発展についての同様の協力的アプローチが、ブロックチェーン普及の促進とセキュリティトークンの世界的なエコシステムの成熟の助けになると考えています。」

Millbrook AccordのVTFは、世界中の行政地域における様々な規制の要件から生じる、現在の分断された産業規格を解決し、業界の足並みをそろえ、共通の課題の克服にフォーカスすることによって、セキュリティトークンの成長と普及を促進することを目指しています。

さらに、VTFのコードベースには、セキュリティトークンについての様々な地域のコンプライアンスと機能の要件が含まれることになります。

Millbrook Accordの創立メンバーであるNEMは、そのプロトコルの機能によってVTFを実装する、イーサリアム以外を基盤とする初のブロックチェーンとして機能し、VTFをセキュリティトークンに向けた世界初の正式なマルチチェーン間の取り組みとしてくれます。

Techemyの創業者CEOのFran Strajnar氏は次のように述べました。

「Millbrook Accordとブロックチェーン・トークン協会の会員は、セキュリティトークン産業は互換性の危機を迎えているという共通の認識を持っていることから、共に協力することになりました。

様々な団体が発行するトークンは、それを扱う保管期間やブローカーの間はもとより、ブロックチェーン間、そしてそれを上場している取引所を含む市場の参加者間でも互換性がありません。

Millbrook Accordは、あらゆる国におけるあらゆるスマートコントラクトを活用したブロックチェーンが採用することのできる、セキュリティトークンに向けた互換性の枠組みを作り上げようという取り組みです。」

Millbrook Accordについて

Millbrook Accordはセキュリティトークン運動の主要な推進者によって結成されたワーキンググループです。

2018年にニュージーランド、クイーンズタウンのミルブルックリゾートで開催された、ブロックチェーン・サウス・リーダーシップサミットにおいて結成され、セキュリティトークンの相互関係を取り巻く複雑な現状についてのソリューションを提供し、産業ガイドラインを制定する取り組みを行っています。

Millbrook Accordはセキュリティトークン市場の互換性ソリューションの開発に特化し、司法機関を導き、トークン所有者、取引所、プラットフォーム間のコンプライアンスを確保するために、実用的なソリューションを提供することを目的としています。

同団体はTechemy Ltdを代表とし、創立メンバーとして以下の企業が参加しています。SharesPost、tZERO、GSXグループ、Global Advisors、ERCDEX、NEM、HyperLink Capital、Alchemist Ventures、Bankorus、Blockchain Labs、AnyPay、Wachsman

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