NEM財団のPaul RiegerがPantosプロジェクトへ参加

 最終更新日2018/03/30 公開日2018/03/30    この記事は 約13分 で読めます。

Pantosという科学研究分野のプロジェクトにNEM財団からアドバイザーが加入すると聞いて。和訳です。

NEM財団のPaul RiegerがPantosプロジェクトへ参加

ウィーン、オーストリア、2018年3月15日
Paul Riegerが科学研究プロジェクトであるPantosへ、NEMの代表および公式アドバイザーとして加入します。彼はNEMのヨーロッパ地域ビジネス開発部長で、RIATの役員も務めています。RIATとは国際的に有名な、暗号通貨経済とブロックチェーンを専門としている研究機関です。

「ブロックチェーン技術間の互換性は、ブロックチェーンエコシステムの長期的成功のカギを握る要素です。私は、Pantosプロジェクトにアドバイザーとして参加して、あらゆるNEM関連のトピックについてサポートをすることができて、とても嬉しい気持ちです。」

とRiegerは述べました。

NEM財団の目的とは、NEMブロックチェーン技術のプラットフォームの使用について、国際的なスケールで様々な産業や機関に対して紹介し、それについての教育を行い、普及を促進することです。

Pantosに最近加入した著名なアドバイザーであるPaul Riegerは、ブロックチェーン技術のプロモーターおよび教育者として国際的に知られた人物です。彼はNEMブロックチェーンの支持者で、2017年11月にNEMヨーロッパに加入しました。

Riegerは彼のソフトウェアエンジニアとしての経歴と起業家としての経験を組み合わせ、他者の教育を行うだけでなく、政府と民間企業の両者に向けてブロックチェーンを基盤としたソリューションとその試作品を設計して開発しています。

Pantosプロジェクトはすでに、世界のブロックチェーン業界におけるもっとも尊敬すべきプロジェクトや人々からの支援と助言を受けています。

そうした中には、Bitcoin AustriaおよびMineboxの共同創立者であり、Mycelium Android Walletの前アーキテクトであるAndreas Petersson氏、ウィーン工科大学のMichael Borkowski 氏とStefan Schulte氏、Ethereum に精通しているスマートコントラクトの専門家で、さらに未来の暗号通貨経済研究機関(RIAT)の共同創立者であるRalph Pichler氏、KomodoのJL777氏、LiskのKordek氏、そしてWavesのSasha Ivanov氏がいます。

「Paul RiegerはRIATの役員として科学分野の経歴を持つブロックチェーンの専門家です。彼がNEMの代表として私たちのチームを強化してくれることは、たいへん誇らしいことです。」

とBitpandaのCEO兼共同創立者であるEric Demuthは言います。

Pantosの目標は、複数のブロックチェーン間でスムーズなチェーン横断のトークン転送を可能にすることです。Bitpandaは、ウィーン工科大学、科学アカデミー、RIATと協力して、オープンソースのPantosプロジェクトを考案し、その運営を開始しています。

Pantosの資金はTechnology ICOによって調達されます。その上限は1,500BTCとなっており、それによってオープンソース技術の開発が可能になります。それは将来的にはトークンを基盤とした環境、つまりトークン・アトミックスワップ技術(TAST)を実現するためのカギとなる技術になると見込まれています。

Bitpandaとは?

Bitpandaの創立メンバーは、ビットコイン誕生以来のデジタル通貨支持者です。2013年当時は、ヨーロッパでデジタル通貨を購入することは困難で、そのことがBitpandaのビジョン形成のきっかけとなりました。それ以来、Bitpanda.comはヨーロッパにおける主要なデジタル通貨ブローカーとなりました。

現在は、Bitcoin、Ethereum、Litecoin、Dash、Bitcoin Cash、Rippleを取り扱っています。ユーロとの取引も可能で、すべてのアセットに対応する独自に開発したウォレットソリューションも備えています。

で、そのPantosってものが何なのか?という記事も別にありましたので和訳しましたのがこちら。

BitpandaによるPantos.io:初のマルチブロックチェーントークンシステム

Bitpandaを運営するチームはPantosを発表することができて嬉しく感じています。Pantosはオープンソースおよびオープンイノベーションによる研究プロジェクトで、ブロックチェーン間の協力を促し、トークンの分散型チェーン間移動に向けた革新的な規格を新たに設定することを目標としています。

Bitpandaは常にオープンソース技術の素晴らしさを信じており、イノベーションを自社のコアバリューとしています。この理念に従って、私たちはPantosという名称のTechnology ICO (Initial Coin Offering)の開催を発表することができて誇らしく思います。

Pantosは科学研究プロジェクトで、Bitpandaに携わるチームが考案したものです。そのチームにはウィーン工科大学、オーストリア科学アカデミー、未来の暗号通貨経済研究機関(RIAT)に所属する科学者たちが参加しています。

私たちは共同で研究・開発プロジェクトを開始しました。その目的とは、TASTと呼ばれるカギとなる可能性のあるオープンソース技術、つまりトークンアトミックスワップ技術を提供することです。

Pantosはオープンソースのシステムを構築することを目指しており、それによってそれぞれのブロックチェーンを緊密に接続し、トークン化された世界におけるコアとなる技術の1つを提供することになる見込みです。

このビジョンを実現するために、Pantosはブロックチェーンプロジェクトが相互に統一の規格によって接続し、チェーン間で価値の譲渡を摩擦なしに容易に行うことを可能にしようとしています。したがって、個別のブロックチェーン間にリンクが形成され、それらが共にスケールを拡大し成長することが可能になるため、イノベーションが加速することになります。

なぜデジタル通貨の分断が問題なのか?

ビットコインに続き、ブロックチェーン技術を活用した多くのデジタル通貨が市場にローンチされてきましたが、それぞれの通貨がそれぞれの仕様とプロトコルを持っています。

独自のブロックチェーンの乱立は、それらが投資、開発リソース、市場シェアなどを巡って競争を開始した時に起こる非効率性を考えたときに問題となります。こうした競争は、各プロジェクト間で研究開発の取り組みが効率的に共有されていない場合や、それについての意見交換がされていない場合、問題を引き起こすことが考えられます。

そのような分断された環境では、プロジェクトが孤島のように点在することになり、それによって最終的にはブロックチェーンの普及が遅れてしまうことになるのです。

私たちは、そもそもなぜ優勢なブロックチェーンが存在すべきなのかを自問しなければなりません。マルチブロックチェーンのネットワークが将来実現する可能性は高いです。多様なブロックチェーンが特定のユースケースと仕様を持つ世界がやってくるでしょう。

分散型のパブリックブロックチェーンは、常に自己完結型のネットワークで、他のブロックチェーンから切り離されたままになるでしょう。そのデータやアセットはそのチェーン独自のネットワーク上でしか移動できないからです。

現在、誰かと取引をしない限りは、データやアセットを別のブロックチェーンに移動させることはできません。しかし、もし摩擦なしに自分のトークンを別のチェーンに移動させることができたらどうでしょうか?Pantosは、それを世界初のマルチブロックチェーントークンシステムを構築することで、実現しようとしています。

Pantosの目標と、PANトークンのユースケースとは?

Pantosはデジタル通貨市場の分断を終わらせることを目標としています。デジタル通貨トークンの開発や共有において、世界的な規格を設定しようとする素晴らしいトレンドが顕著に存在します。Pantosは、そうした規格化や互換性の開発を互いに協調させるための、道しるべとなるために存在します。

複数の主要なブロックチェーンプラットフォームと提携することで、Pantosはそうしたブロックチェーンを接続し、チェーン間のスムーズな価値の移動を可能にします。

私たちのビジョンはあらゆる主要なプロジェクトを結びつけ、チェーン間の相互交流を促し、クロスチェーントークンに向けた規格を設定し、参加している主要なブロックチェーンプロジェクトに対して責任を持つチームを持つことです。

協力をすることで、私たちはそれぞれのブロックチェーンにおけるPANトークンの発行要件を設定し、最良の手続きや方法を決定することができます。

協調とオープンイノベーションの促進

Pantosはアトミックスワップとライトニングネットワーク技術を活用し、リアルタイムでスムーズにチェーン横断のトークン移動を実行します。

これにより主要な市場が分散型技術へアクセスすることが大幅に容易になります。オープンで協調的なアプローチを取ることで、私たちは暗号通貨経済における様々なプロジェクト間の協力を促そうとしています。

協力を行うことで初めて、私たちは最良の手続きや方法を決定し、チェーン横断のトークン移動に向けた新しい規格を設定することが可能になります。協調的なコミュニティとなることで、シナジー効果がより効果的に利用できると私たちは信じています。

リアルタイムのアービトラージに近い環境

Pantosは、リアルタイムのアービトラージに近い取引を可能にし、あらゆる分散型市場間の取引量を増加させることになり、それによってPANトークンの需要が高まることが見込まれています。トレーダーは様々なデジタル通貨ペアの価格の違いを利用することができます。

Pantosは共通の基準として機能し、柔軟性、安定性、流動性を提供します。リアルタイムのアービトラージに近い環境を実現し、それによってあらゆる分散型市場における取引量が増加し、Pantosへの需要も高まります。こうしたことは、共通の基準となるトークンが存在しなかったため、これまでは不可能でした。

技術的な変更に左右されず、将来的なリスクが存在しない

Pantosは様々なトークン、チーム、研究者を結びつけ、ブロックチェーンの一般社会への普及を加速させます。コミュニティ全体が、開発者もユーザーも同様に、Pantosのオープンソース技術から恩恵を受けることになります。

Pantosはサポートするデジタル通貨をガバナンスの問題や不安定性から保護します。ブロックチェーン間でトークンが移動できる機能により、参加したプロジェクトに将来性の保証が与えられるからです。

万が一、何らかの理由で開発者がプロジェクトの運営をやめてしまった場合にも、ユーザーは他の安定したブロックチェーンに自身のトークンを移動させることで、最悪でもその価値を保護することが可能です。プロジェクト中断の被害を受けるリスクは排除されます。

新しい尺度:ブロックチェーン優位性指数(Blockchain Domination Index)

リアルタイムのPANの使用とブロックチェーン間の分布を測定することで、Pantosは初の共有の基準となるトークンを構築し、暗号通貨経済に新しい指数を導入します。それがブロックチェーン優位性指数です。この指数はリアルタイムのトークンの使用と、ブロックチェーン間の分布を示します。それによって、それぞれの個別のブロックチェーンの相対的な重要度を測定することができます。つまり、評価は未来の予測ではなく、実用性に基づいて行われます。

Pantosという名前の由来

Panyosは造語で、Pan(= everything)とTos (= token system)で構成されています。“Everything token system”という意味です。

 - NEM(ネム) , ,

  著者プロフィール

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WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。

今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEMをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年近いトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。

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