Symbol(シンボル)で始める暗号通貨~独自アセット(トークン)を発行してみる…SYMBOL From NEM

 最終更新日2020/02/27 公開日2020/01/15    この記事は 約8分 で読めます。

Catapultを搭載したNEMの新しいブロックチェーンプラットフォーム「Symbol(シンボル)」の正式なテストネットが稼働しましたので遊んでみましょう。

※以下は開発中のウォレット及びテストネットを利用したものですので、記事執筆以降に状態が変わっていることがあります。
※画面は開発中のものなのでレイアウト崩れなど多少発生している場合もありますが、テスト利用に大きな支障はないと思います。

ウォレットの準備などは初回の記事を参考にして完了させておいてください。

今回は、モザイク(アセット/トークン)を発行し、ネームスペースをレンタルし、モザイクに紐付けるということをやっていきます。

NEMとの違い

NEM(NIS)では、ネームスペースをまず取得(レンタル)した上でモザイクを発行する必要がありました。

Symbolではモザイクを発行するのにネームスペースの取得は必要ありません。モザイクに独自の名前を付けたい場合にネームスペースをレンタルし、後から紐付けする形になります。

こうなったことで、ネームスペースのレンタル期間更新を忘れてしまった場合、NEMではモザイクまでもが失われてしまう事態になっていたのが、Symbolでは名前は失うがモザイクそのものは残るし今まで通りに使えるという状態になります。

「紐付け」という言葉はウォレット上では「バインド(する)」という言葉で登場しますので覚えていてください。

モザイクを発行する

ではまずモザイクアセットを発行してみましょう。アセットやトークンというものが誰にでもサクっと作れてしまうのがNEM/Symbolの大きな特徴の1つでもあります。

「モザイク作成」に移動します。今回は供給量:100のモザイクを自分のアカウント上に作っていきます。

可分性:小数点以下のアリにする場合最大6ケタまで設定できます。不要であれば0でOKです。
転送可:チェックを外すと、この発行元アカウントと他者アカウント間のみで転送可能になります。他者同士で転送できなくなります。
可変供給量:チェックを外すと、供給量をあとから増減できます。
無期限:チェックを外すと、モザイクの有効期限を設定できます。
制限可:今はまだ機能していないようです。新機能「モザイク制限」に関する設定だと思います。モザイク制限についてはNEM開発者センターの解説をご覧ください。楽しみです。

無期限のチェックを外すと、有効期間を設定する必要があります。

期間の数はブロック数で計算されます。最大10年まで設定可能です(入力フィールドの下の説明は間違ってる模様)

Symbolは1ブロック=15秒ですので、

1000期間=15000秒=4時間10分
12期間=180秒=3分
21023999=315359985秒=3649日23時間59分45秒(設定可能マックス値)

が有効期間となります。

用途に応じて期限設定の有無を検討すると良いでしょう。期限が切れたモザイクの所有者は最終保有数の履歴は残りますが、送信することができなくなります。

レンタル手数料について

モザイク発行時にはトランザクション手数料以外にレンタル手数料が引かれます。開発者センターの解説では、「モザイクの作成には0.0005nem.xemの初期コストがあり、ネットワークはモザイクレンタル手数料を動的に調整する」とあります。

無期限/1000期間/10000期間とそれぞれ作成した場合、トランザクション手数料として0.1nem.xem引かれた以外に、0.49984nem.xemがそれぞれ引かれていました。期間に応じて手数料増えると思ってましたが、まだテストなので…ということなのかもしれません。

問題なければパスワードを入れて「確認」をクリックし、承認されるまで少々待ちます。

承認されると「モザイクリスト」に作成したモザイクがリストされています。今回はモザイクID「63968A4861D8BF9A」というのがそれです。
(項目のところにnem.xemデータが被って見苦しいですね、そのうちCSS調整されるかと思います)

ダッシュボードにもリストされました。

ネームスペースをレンタルする

63968A4861D8BF9AというIDではわかりにくさMAXなので、ネームスペースをレンタルして命名します。

「ネームスペース作成」に移動します。いかめしが丁度食べたかったので「ikameshi」というネームスペースをレンタルすることにします。レンタル期間はデフォルトの1年間、レンタル手数料は2,102.4nem.xemとなりますので、フォーセットから十分なテストXEMを仕入れておきましょう。

レンタルできる最低期間は172800(30日)となっています。

問題なければ「確認」へ。

レンタルする「スペース名」の横に(root)とあるのは、これが親ネームスペースですということになります。

承認されたら「ネームスペースリスト」にレンタルしたものがリストされていると思います。ikameshiは親ネームスペースでした、では子どもを作ってみましょう。

続いてサブネームスペースの作成です。

いかめしが食べたいので「ikameshi」の下に「tabetai」を作ることにします。サブネームスペースのレンタル期間は親の期間に準じます。

無事作成できたら、このようにリストされていると思います。「ikameshi.tabetai」がそれです。さらに孫のサブネームスペースまで作成することができますので、「ikameshi.tabetai.totemo」を作りました。いかめしが食べたいです、とても…。

レンタル期間を更新したい場合は、ここから。

期限が1年以上先にすることはできないようです。日数をある程度消化してから更新手続きをする必要があるようです。

ネームスペースを任意のモザイクにバインドする

ネームスペースのレンタルができました。では実際に「63968A4861D8BF9A」というイミフ名モザイクにバインドして名前を付けてやります。

「モザイクリスト」の該当モザイクのここから「エイリアスをバインド」を選択します。

いかめし食べたいトークンを作りたいので、「63968A4861D8BF9A」に「ikameshi.tabetai」をバインドさせることにしました。

バインドするにも若干のトランザクション手数料が必要です。この手数料がネットワークを支えるノードやハーベスターの報酬に変わることを思うと感慨深いものがあります。

トランザクションが無事承認されたら、このようにモザイクに名前が付きました。

今回はモザイクリストからモザイクを選んでネームスペースをバインドさせましたが、その逆手順、ネームスペースリストからネームスペースを選んでモザイクにバインドさせることも可能です。

バインドを解除したい場合はここからできます。

以上になります!

ぜひテストネットで独自のモザイクとネームスペースを作って、スマートアセットブロックチェーン「Symbol」を体感してみてください。こんなに簡単にあなたの独自アセット/トークンが作れるプラットフォームはあんまりないと思います(たぶん)

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