ローンチがグっと現実的に!第2回 NEM AMAまとめ
最終更新日2021/07/06 公開日2020/04/25 この記事は 約14分 で読めます。
第2回NEM AMA(何でも聞いて)の私の質問と回答をまとめます。日本語セッションでの他の方々の気になった回答と質問も紹介します。
今回のテーマは事前に公開された「ローンチプラン」に関するAMAです。ローンチプランというものについては以下の過去記事を読んでおいてください。
回答はそのままコピペしています。翻訳ツールを使った日本語になっていると思われますので、多少違和感のあるところがあると思います。
目次
トレストからの質問と回答
質問1:ファイナリティ実装
ファイナリティ実装は確定ということで良いでしょうか?シンプルにお答えください。#NemberAMA #NEM #Symbol
— トレスト🐺「生きろ」Symbolは11月ローンチ (@TrendStream) April 19, 2020
回答
次のツイートが貼られた回答でした。
はい、できています。現在レビュー中です。レビューを通過すると、我々はそれが実用的であればすぐにオープンして共有されるように奨励します。これは、少なくとも数週間かかる可能性が高いですが、v1.0リリースの十分前になるはずです。
— NEM Community AMA (@NemberAma) April 20, 2020
YesかNoかのシンプル回答を期待したのですが、これはYesという意味でいいのかなと思いました。
質問2:スナップショット時期
スナップショットの予定が10月下旬と11月中旬の2つあるのはどうしてですか?オプトインが終了する前にスナップショットが行われる可能性もあるということですか?#NemberAMA #NEM #Symbol
— トレスト🐺「生きろ」Symbolは11月ローンチ (@TrendStream) April 19, 2020
回答
レンジを示しています。矢印を画像にうまく合わせるのが難しかったです。
オプトインが終了する前に起こなわれる可能性は非常に低いですが、オプトインが終了してからローンチまでの間、いつでも起きる可能性はあります。
数ヶ月以内にコミュニティーには、スナップショットについていくつかのオプションから投票できるようにご提案します。複数オプションがあり、それらにはプラスとマイナス点があります。

ローンチプランではオプトイン終了時期は「11月初旬」とあったので矛盾を感じたのですが、これはきっとミスだったのかなと感じました。もしスナップショットが10月下旬に行われるとするなら、オプトイン終了時期もそれ以前にスケジューリングされることになるでしょう。
また、回答の後半ではスナップショットに関連したオプションについてコミュニティ投票が行われる予定もあるようで、要チェックです。
質問3:コミュニティの決定?
資料の「日本の規制プロセス」の中で『(承認までの)日付が延長される場合は、コミュニティが正しい道をたどって決定を下す必要』とあります。コミュニティが何の決定を下す必要があるのでしょうか?意味がわかりませんでした。詳しく教えてください。#NemberAMA #NEM #Symbol
— トレスト🐺「生きろ」Symbolは11月ローンチ (@TrendStream) April 19, 2020
回答
遅れがどのくらいなのか、他に何が起きているのかにもよります。意味としては、コミュニティの投票なしにどのように対応するかを決定する事はないということです。
もし発生した場合、可能な選択肢を明確に説明しますが、現時点では発生する可能性が高いとは考えておらず、発生しないようにするための作業をすでに開始しています。可能性としては、ローンチの遅れや、ローンチ後に取引所を持ってくるかなどです。
しかし、それについて心配する必要はありません。それが発生した場合、我々は出来るだけ多くの通知を出します。
質問4:マーケティングは?
Symbolというものはほとんど世の中に知られていません。未だにCatapultの方が知られています。以前の構想では、ローンチに合わせてマーケティングを強化していくという計画がありましたが、それは現在でも有効ですか?そうであればどのようにしますか?#NemberAMA #NEM #Symbol
— トレスト🐺「生きろ」Symbolは11月ローンチ (@TrendStream) April 19, 2020
回答
それは計画通りローンチに向けてランプアップされますが、まだ先になります。正確な計画は現在検討されており、今後数週間から数ヶ月の間に共有される予定です。当初の計画にはコンセンサスなどのイベントがありましたが、新型コロナ等の理由で行われません。
その為、いくつかの計画は再度調整する必要があり、夏(北半球)の期間中に明らかになると思います。
NEM財団は2018年に1フロア借りきって参加しましたが、費用対効果が見込めなかったとのことで2019年は見送ったという話を前代表から聞きました。が、私の憶測では費用対効果を見込めるアプローチができなかっただけなんじゃない?とも思ってしまいます…。
質問5:PRする代理店
ブランディング委員会及びSymbolのブランディングやマーケティングはどうなりますか?CMOだったLews Farrelは辞めましたが、代理店であるBetter Way社はどうなりますか?#NemberAMA #NEM #Symbol
— トレスト🐺「生きろ」Symbolは11月ローンチ (@TrendStream) April 19, 2020
回答
Way Better社のDan Bobbyがチームと計画を安定させる為に参加されます。詳しい情報は数週間後にお知らせ致します。
(ロゴやパンフなど)クリエイティブ面での評価は分かれると思いますが、ガイドライン資料を見る限り個人的にはポエム力はあると思いますが、ビジュアル面ではイマイチ好きになれないなぁと思っています。
質問6:期待値回復どうする?
2017年頃から延期されてきたパブリックローンチですが、私自身は延期の度に具体的かつ進歩しているとは感じます。しかし、多くの人々はそのように前向きに捉えることはできていないです。度重なるローンチ延期で損なわれた大衆の期待値をどうやって回復しますか?#NemberAMA #NEM #Symbol
— トレスト🐺「生きろ」Symbolは11月ローンチ (@TrendStream) April 19, 2020
回答
確実に達成可能と考えられる日付のみお知らせするようにします。また、その日付に必ずデリバーして、もし予期せぬ事情でデリバー出来ない場合は、できるだけ早い段階でその旨を伝え、その影響を説明するようにします。
私たちは、コミュニティの信頼を取り戻す必要があると感じており、今後数ヶ月かけて信用を取り戻していくつもりです。
質問7:ローンチ後の計画は?
ローンチはゴールではありません。時間が経てば物理的に解決され必然的に達成されると思います。ですので、それよりも私はNEMグループが考える、ローンチ後の具体的な行動計画の方が知りたいです。ポエムは必要ありません。教えてください。#NemberAMA #NEM #Symbol
— トレスト🐺「生きろ」Symbolは11月ローンチ (@TrendStream) April 19, 2020
回答
これはその通りです。私達はローンチ後の計画も立てており、先日ローンチプランの発表が終わったばかりなので、数週間後にその計画を発表致します。基本的には、継続的な製品ロードマップ、ビジネス開発とトレーニング、そして健全なコミュニティを持つことです。
これはハイレベルのものですが、詳細が出た時点でお知らせします。
市場の期待がさらに先にフォーカスされるよう次の6~7ヵ月間のうちに策を練ってもらいたいですね。もちろん、私たちが関与できるところは関与していけば市場の期待を膨らませる一助になることでしょう。そこが醍醐味!
その他の方々からの気になった質問と回答
質問1:信頼回復手段は?
#NEMberAMA
今後、ロードマップ内の計画が遅延した場合に、コミュニティに対して「信頼回復」の手段は考えていますか?例えば、
数%Burnして価格を上げる/支える。
数%市場から回収してその資金で開発者/企業を増やす/支援する/誘致する。(正直に言えば、価格が上がる事が嬉しいです)
— zaifcomsa (@zaifcomsa1) April 19, 2020
回答
この計画に沿って作業を進めていく意向です。問題が発生した場合は、できるだけ早くコミュニティとオープンに議論致します。
バーンやバイバックによって価格に影響を与えることで信頼を回復する意図はなく、コミュニティの関与と提供を通じて信頼を回復することが目的です。価格は、採用率や人気、より広いマクロ環境などの市場の解釈に従います。
ただ、彼らにその意図がなくてもコミュニティの強い要望が迫れば、コミュニティ投票にて判断が委ねられる可能性もあるのが今後のNEMエコシステム体制ですね。そうなると私はNO票を入れると思いますけど。
質問2:テックビューロ社とは?
【質問】新しいNEMの組織編成において、現在のテックビューロはどのような関わり(ポジション)ですか?サポートはありますか?#NemberAMA
— コトリ(•ө•)はPEPEを忘れない2020🐸 (@okw_beekeeper) April 20, 2020
回答
Tech BureauはNEMエコシステムの重要なパートナーであり、今後数週間の間にNEM財団からNEMグループに契約を移行するために彼らと協力していく予定です。
また、コア開発者のジャガーさんはこう回答しています。
テックビューロは2016年1月から2019年9月の期間、mijin v2の開発の為にコアデブを雇用されておりました。今も良好な関係を保っております。
— Jaguar0625 (@Jaguar0625) April 20, 2020
質問3:電通にお願い
シンボルのブランディングは電通にお願いしてくれませんか?プロに任せた方が早くて安いと思います。#NemberAMA
— グリップ@日本投資家連合@底辺テリア (@NpUqTsNGz7qX6XZ) April 20, 2020
回答
Symbol のブランドはロンドンを拠点とする代理店Way Better社によって導入されました。 このチームはダン・ボビーとダン・ロウが率いています。
これまでのクライアントには、IKEA、Sky、Nokia、Accenture、Orangeをはじめ、多くの高級ブランドが含まれています。 ダンは、Dave and Calling Brandsという2つのエージェンシーの創設者であり、大規模な独立系マーケティング代理店であるEngine Groupの取締役を務めていました。
私は日本のマーケットを重視しつつ日本向けにPRを行うべきと彼らが考えているのなら、日本の代理店とパートナーを組む必要はあると思います。国外の代理店が作ったものの和訳版を惰性で回すだけではPR効果が得られる期待は低いと思います。
金も労力もかかりますし日本側の受け入れ体制も整わないといけないのですぐにやるべきとは思わないですが、今後機会があれば推奨続けたいなと思います。
以上です!
また今後も数週間単位で行われていくようなので、どんどん質問して参りましょう!
著者プロフィール
お忙しいところ、貴重なお時間の中での当サイトへのご訪問ありがとうございます。
WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。
今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEM Symbolをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年以上のトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。
またの機会にぜひ当サイトをご利用いただけるご縁があればとても嬉しく思います。今後ともよろしくおねがいいたします。