ゲームで暮らせる日が来る?NEMチェーンを利用したXarcadeとXARのDSOとは?

 最終更新日2018/01/13 公開日2018/01/13    この記事は 約17分 で読めます。

NEMブロックチェーンを利用したXarcade(読み方は確かザーケードだった気が?)が20%OFFで販売を開始したXARトークンは、ゲーム内アイテムなどを購入したり、ゲーム内クレジットと交換できたりするものです。またXARはXEMと交換することが可能です。

これって、例えば、何かのゲームをやってゲーム内クレジットを増やせたら、それをプラットフォーム上でXAR→XEM→そして外部取引所で売れば、ゲームで生活することも可能になる雰囲気。

それだけ魅力的なゲームが出てくるかどうかが問題ですが、Xarcadeはゲーム配信者が自身のブロックチェーンを使用しないゲームへと統合することのできる、Xarcadeのプラットフォームからダウンロード可能なソフトウェア開発者キット(SDKs)も提供するので、ゲーム開発ネットワークが広がるかどうかが成功の肝になりそうです。

ICOではなくDSO(ディスカウントセール・オファー)としているのは、資金調達ではなく、ゲーム内で仕様できるトークンの事前安売りということからだそうです(XARが外部取引所で上場して自由に売買できるようになるかは不明)

ではそのDSOの詳細PDFを和訳(チーム紹介など一部省略)しましたので読んでみましょう。

概要

現在、プレイヤーとゲーム配信者たちは、ゲーム内マネーの残高管理に関する問題を多く抱えています。

そうした問題には、ゲーム内クレジットの相互交換、クレジットの他ゲームへの移行、アプリ内購入のためにクレジットカードをリンクする必要性、GoogleやiTunesなどを通じてのデジタルウォレットへのアクセス、デジタルウォレットのプロバイダーとの過度なレベニューシェア(収益分配)などがあります。

こうした問題を解決するために、私たちはXarcadeを開発しています。

XarcadeとはNEMブロックチェーンを基盤とした、ビデオゲーム内のクレジット(ゲーム内の通貨)を交換するためのプラットフォームであり、暗号通貨を活用したビデオゲームのアプリケーションストア(プラットフォームであると同時にサービスも提供します)としても機能します。

Xarcadeの目的はゲーム内クレジットの交換と取引を行うための新しい手段を提供することです。

DSOの紹介

Xarcadeのディスカウトセール・オファー(DSO)では、下記の諸条件に基づいて、プレセール期間中にXARを20%のディスカウント価格で販売します。

XarcadeはXARをディスカウント価格で販売し、購入したXARはその後にプラットフォーム上で使用することができます。サービスもしくはプラットフォーム(あるいはその両者)を利用することで、今回のDSO告知オファーペーパー(オファーペーパー)の諸条件を承諾し、それに従うことに同意したとみなされ、さらにオファーペーパーの内容を了解し、それに従うことを承認したことになります。

参照した情報などを含む本オファーペーパーに含まれるあらゆる情報は、Xarcadeによって随時、変更・修正・入れ替え・追加などが行われる可能性があります。本オファーペーパーへの変更は、Xarcadeが明示して告知するか、ホームページ上に投稿されます。

ドキュメントの表記

本オファーペーパーでは、文脈上別段の解釈が可能な場合を除いて、下記の定義が適用されます。

API:アプリケーションプログラミングインタフェース。

ブロックチェーン:実行されたあらゆる暗号通貨トランザクションを記録している一般に公開される台帳。

暗号通貨:XEMに限らないあらゆるデジタル通貨。暗号通貨においては、暗号技術を使用することで、中央銀行から独立して運営が行われ、通貨ユニットの発行が統制され、資金の移動が検証されています。

DSO:下記のセクション4でより詳しく記述する、XARのディスカウトセール・オファー(DSO)。DSOの期間は1月1日から1月31日までとなります。

E-wallet: NEMのユニバーサルE-Wallet。

ゲーム:プラットフォームを通じてアクセスもしくは購入されたあらゆるゲーム。ゲーム配信者はプラットフォーム上でゲームを発表した個人・団体を指します。プレイヤーとはプラットフォームを通じてゲームを購入した人物のことです。

NEM:NEMのスマートアセットブロックチェーンによるピアツーピアの暗号通貨プラットフォーム。以下により詳しく記述されています(https://nem.io/about/ and subject to those terms and conditions)。

プラットフォーム:Xarcadeの交換プラットフォーム。

EUR:ユーロ。EUのユーロ圏における法定通貨。

ユーザーフロー:ゲーム配信者とプレイヤーのユーザーフローは下記のセクション5で記述されています。

XAR:Xarcadeのプラットフォーム内トークン、もしくはゲーム内トークン、または「ゲートウェイ」トークン。

Xarcade
:Xarcade、またその代理人と承諾を得た承継人および譲受人。

XEM:NEMのピアツーピアによる暗号通貨の単位。以下により詳しく記述されており(https://nem.io/about/)、それらの諸条件に従います。

プラットフォームの目的

本プラットフォームは2018年第1四半期を目標として、以下のものを提供することを予定しています。

(a) 独立系のビデオゲーム配信者によるゲーム作品

(b) トークンにアクセスし、交換と管理を行うためのウェブをベースとしたアプリケーション

(c) ゲーム配信者が、自身のブロックチェーンを使用しないゲームへと統合することのできる、Xarcadeのプラットフォームからダウンロード可能なソフトウェア開発者キット(SDKs)

(d) 2018年1月を期限とした一般参加可能なDSO

(e) プレイヤーから受け取ったゲーム内トークンを送受できるモバイルアプリケーション

以上を包括して、「プラットフォームの目的」とします。

本プラットフォームの利点

本プラットフォームは、ゲーム配信者がNEMブロックチェーン上で、自身のゲーム内クレジットの管理を行うことができるよう意図されています。その機能は、ゲーム配信者がXarcadeのSDKをプラットフォームからダウンロードし、それを統合した後に利用可能になります。

本プラットフォームにより、ユーザーはゲーム内クレジットを交換・購入・譲渡することができるようになります。ゲーム内クレジットには以下からアクセス可能となります。

(a) デスクトップ

(b) モバイルデバイス

(c) ゲーム内のブラウザウィンドウ

本プラットフォームはゲーム内クレジットとゲーム内製品のXARによる購入をサポートし、ユーザーがゲーム外から購入することを可能にします。

本プラットフォームは、相互交換可能モデルによる決済を通じて、ゲーム配信者が収入・支出のエコシステムを構築することを支援し、ゲームポイントのアプリ内購入を不要なものとします。その結果として、ゲーム配信者はGoogleやAppleのアプリ内決済システムのような決済ソリューションに頼る必要がなくなります。

XARを使用してXEMを購入することができますが、XEMはXARの使用によってのみ交換可能です。XARはプラットフォーム上の全利用者のための効果的な「ゲートウェイトークン」です。

また、XARは専用の取引所で購入するか、直接プラットフォームから購入することも可能です。ゲーム内での購入を行うためには、ユーザーはXARを購入しなければなりません。蓄積したゲーム内トークンはXARと交換することが可能です。

プラットフォームのユーザーはNEMのユニバーサルe-walletを使用することが可能で、SDKsを配信者のゲームに統合してしまえば、あとはSDKsが自動的にe-walletを検知します。

NEMブロックチェーンの活用

公式ウェブサイトによれば、NEMには下記のような機能があります。

(a) 任意のブロックチェーンノードを通じたNEMへのAPIコールによるアクセス

(b) NEMのモザイク機能。その機能によって個別のトークンをNEMのチェーン上で発行することが可能で、固定もしくは変更可能な発行量によってカスタム可能です。それぞれのモザイクには名前が割り当てられ、その名前はネームスペースの固有のドメインの下で"subdomain.domain" mosaicという形式を取ります。

(c) NEMはノート評価システムを活用し、ノードの過去の行動を監視することで、ブロックチェーンのセキュリティと機能性を確保します。

(d) ブロックチェーンアカウントに名前を貸し出すネームスペース機能

DSO

Xarcade DSOの期間中には20%のディスカウントが受けられます。XARは1ユーロに設定されていますが、DSOの期間中には0.8ユーロのお得な価格で購入が可能です。

ゲーム配信者が販売したうち、XARへ交換されたゲーム内クレジットはすべて、3ヵ月ごとにゲーム発行者へと付与されます。

アメリカ証券取引委員会(SEC)による“Howey Test”に関連して―XARは「消費用トークン」です。なぜなら、Xarcadeが使用されたことによって利益を獲得する見込みはなく、XARは何かを購入したり、プラットフォーム上でのディスカウントの資格を得るために使われるからです。

また、XARは「共同事業」にも該当しません。なぜなら、投資家と創立者の運命が相互に影響を与え合うことはなく、投資家の成功は創立者の専門知識に左右されないからです。

端的に言えば、XARは投資を行ったしるし(トークン)ではなく、消費用という性質を持つトークンなのです。事前に購入したクレジットを使用して購入する他のあらゆるサービスと同様のものです。

XAR価格の決定方法

DSOの期間中、XARの価格はCoinmarket.comの提供する最新情報に基づいて決定されます。

Coinmarket.comから5分ごとに価格サンプルが抽出され、1時間ごとに平均化されます(合計価格を12で割ります)。

トランザクションのそれぞれのバッチは、該当の1時間の価格に基づいて評価されることに注意してください。したがって、(例えば)あるトランザクションが15:22 UTCに送信された場合、その価値は15:05 UTC~16:00 UTCの平均を元に算出されます。

BTCがXarcadeウォレットに送信された場合、Coinmarketcap.comを使った平均法に基づいて計算される別価格が適用される可能性があります。

DSOの期間中、それぞれのXARの価格は下記の比率となります。

・販売数が500
XARまでの期間、その価格は1XAR=0.8ユーロとなります。

・次の500
XAR、つまり500万~1000
XARについては、その価格は1XAR=0.85ユーロとなります。

・次の500
XAR、つまり1000万~1500
XARについては、その価格は1XAR=0.90ユーロとなります。

・次の500
XAR、つまり1500万~2000
XARについては、その価格は1XAR=0.95ユーロとなります。

・2000
XAR以降は、その価格は1XAR=0.99ユーロとなります。

ゲーム配信者とプレイヤーのユーザーフロー

ゲーム配信者とプレイヤーは、自身のゲームをアップロードして管理をするために、本プラットフォームに登録する必要があります。Xarcadeは自社の裁量によって、あらゆるゲーム配信者とプレイヤーの登録を却下、もしくは取り消す権利を有します。

ゲーム配信者はプラットフォーム上で直接、自身のゲームをプレイヤーに配信することができます。

プラットフォームのトランザクションはすべて、NEMブロックチェーン技術を通じて検証・処理されます。

プレイヤーはゲーム内で購入をすることができ、ゲーム内クレジットをプラットフォーム上でXARかXEMと交換することができます。

プラットフォームもしくはいずれかのサービスを利用することで、プレイヤーとゲーム配信者さらにプラットフォームの利用者はすべて、その諸条件に従うことに同意したとみなされます。

さらにプラットフォームもしくは(場合に応じて)Xarcadeのウェブサイトwww.xarcade.ioで公開されている、本オファーペーパーに記載されている適用条件、つまり誤解を避けるために記せば、適用されるプライバシーポリシーなどに同意したこととします。

プラットフォームに登録することによって、ユーザーは、自身の個人情報がプライバシーポリシーに従って利用される可能性があることを承認し、それに同意したとみなされます。

プラットフォームのロードマップ

1月に公開予定のXarcade Storeによって、XARトークンを使ってアイテムを購入することができるゲームストアが設置されます。

XarcadeのXARトークンはNEMプラットフォーム上で発行予定であり、私たちはそのプラットフォームに向けて、機能をあなたのゲームにより簡単に統合することのできるラッパー(wrapper)を開発しました。

Xarcade Storeの最初のリリースによって、ユーザーはXEMの平均市場価格に基づいてXARをXEMに交換するだけでなく、XEMでXARを購入することができるようになります。

プラットフォームからの引き出しは、「一日の上限と週の上限」によって管理されます。引き出しの処理は将来的なリリースでは自動化される予定です。

ストアのプラットフォームはほとんど完成しており、私たちは現在ウォレットの統合に取り組みながら、初リリースの準備をしています。

リスクについて

非補填損失のリスク

銀行口座や他の金融機関の口座とは異なり、Xarcadeプラットフォームを使用して保有している資産や暗号通貨は、基本的には補てんされません。何らかの損失が起こった場合にも、ユーザーや購入者に補てんを行ってくれる公営や民間の保険業者は存在しません。

Xarcadeプラットフォームの閉鎖リスク

いくつかの理由が原因で、Xarcadeのプラットフォームがビジネスとして運営不可能になる可能性があります。または閉鎖やローンチ失敗のおそれも存在します。そうした要素としては、XARとXEMの価格の好ましくない値動き、Xarcadeプラットフォームの開発に関する障害、ビジネスにおける提携関係の失敗、もしくは知的財産に基づく請求などが考えられます。

Xarcadeプラットフォームの不具合のリスク

Xarcadeプラットフォームが、XARやXEMの損失につながるような、好ましくない不具合を起こす可能性が存在します。

予期せぬリスク

暗号通貨トークンは誕生したばかりの、検証が済んでいない技術です。本オファーペーパーに記載したリスクに加えて、Xarcadeのチームも予測不可能なリスクが存在します。想定済みのリスクや新しいリスクが予期せず組み合わさるか、そこからリスクの派生が起こることで、さらなるリスクが顕在化する可能性があります。

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  著者プロフィール

お忙しいところ、貴重なお時間の中での当サイトへのご訪問ありがとうございます。

WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。

今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEMをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年近いトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。

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