NEMの業績と目標、そしてXEMの価格に3人の主要メンバーが言及
最終更新日2017/05/07 公開日2017/01/07 この記事は 約7分 で読めます。
以下は、NEMマレーシア協会でコミュニティコミュニケーションとマーケティングを行うUmar Jundi Alfaroq氏のブログを和訳したものです。
NEMマレーシア法人代表と2人のNEMコアがそれぞれ2016年の業績と2017年の目標、そしてXEMの価格予想(あくまでも希望かつ予想価格)をしています。
では、ちょっと読んでみますか。
目次
NEMブロックチェーンプロジェクト:業績、目標そしてXEMの価格
この記事は2017年1月3日に、信頼できるロシアのビットコインとブロックチェーンのニュースポータルであるgetcoin.todayに、最初に掲載されました。
Getcoinのチームは、NEMの3人の主要メンバーとコンタクトを取ることに成功しました。短時間ではありましたが、彼らは質問を行い、唯一かつ最重要である疑問に対する解答を得ることに成功しました。つまり、業績、目標そして2017年の価格予想です。
Rene Bernard氏
NEMマレーシア法人代表
2016年の主な業績:
- NanoWalletのリリースと、NIS/NCCのインフラからの脱却。
- NEMが全世界的に認知されているプラットフォームへと成長したこと。
- 商業的プロジェクトを立ち上げ、NEMの技術を適用したこと。
- NEMのアポスティーユのリリース。NEMのアポスティーユとは、デジタル認証(公証)の発行や譲渡を行うための、世界初の非営利的なブロックチェーンのサービスです。
2017年の主な目標:
- MijinとNEMのための「Catapult(カタパルト)」のリリース。
- 複数のプロジェクトを運営すること。例えば、アポスティーユとNEMに基づいたLuxTagなど。
- Mijinの許可制のNEMチェーンを、産業と銀行分野で実装すること。
2017年における、NEMの最高価格はいくらになるでしょうか?
(※2017年1月7日現在の価格、1XEM=約0.39円からだと15倍)
Jeff McDonald氏
啓明大学校(韓国)教授。NEMチームの一員であり、NEMアポスティーユのプロジェクトマネージャーでもある。
2016年の主な業績:
- NEMのブロックチェーンにいくつかの重要な変更を加えましたが、ネットワークに問題は起こりませんでした。
- Android用のNanoWalletの実装(iOS用も間もなく実装予定)
- 世界初のブロックチェーン上での公証サービスである、NEMアポスティーユのリリース。
- NEM財団法人の創立の成功と、その拡大計画。
- Mijinのテストが行えたことと、日本やその他のアジアの国々から多大なサポートが得られたこと。
2017年の主な目標:
- (モバイル機器やデスクトップパソコン向けの)ウォレットの開発の継続。
- そしてもちろん、世界のブロックチェーンのコミュニティを揺るがす最大の出来事、つまりカタパルトのリリース(テストの最終段階において、カタパルトは毎秒4000個のトランザクションを処理しました)
2017年における、NEMの最高価格はいくらになるでしょうか?
(※2017年1月7日現在の価格、1XEM=約0.39円からだと30倍)
Lon Wong氏
NEMチームの一員であり、送金サービスのDragonfly Fintec、取引サービスのCrypto Apexの創立者の一人でもある。
2016年の主な業績:
- 日本、東南アジア、中国そして韓国でのNEMの採用。
- ベルギーで開かれたヨーロッパ会議においてスピーチを行ったこと。
- NEM財団の設立、ウォレットのリリース、そしてアポスティーユのスーパーノード。
- 初めてXEMの時価総額が1億ドルに到達したこと。
- チェーン横断型のトランザクションとMijinのテストが行えたこと。
- Mijinが野村総合研究所によってテストされ、認証されたこと。
2017年の主な目標:
- NEMの開発チームの拡大。
- ヨーロッパやアフリカの国々でのNEMの認知度を増すこと。
- カタパルトのリリースと、それによるチェーン横断型のトランザクション。
2017年における、NEMの最高価格はいくらになるでしょうか?
以上がそれぞれのインタビュー部分になります。
NEMは革新的なブロックチェーンの技術的プロジェクトであり、ピアツーピアの暗号化のプラットフォームです。100%オリジナルなソースコードを用いて、JavaとJavaScriptで書かれています。NEMには高度に分散化されたモデルという明確な目標があり、自身のproof-of-importance (POI)のアルゴリズム内のブロックチェーン技術に、新しい機能を導入しました。NEMにはさらに、ピアツーピアの安全で暗号化されたメッセージシステム、マルチシグネイチャーのアカウント、Eigentrust++の評価システムが組み込まれています。
NEMは広範囲に及ぶアルファテストを2014年6月25日から行い、2014年10月20日には長期間に及ぶ包括的なベータテストを開始しました。NEMのパブリックなブロックチェーンは2015年3月31日にローンチされ、現在までの約2年間、いかなる障害もなく稼働しています。
また、当サイトでもこちらにまとめています。
原文:NEM Blockchain Project: Achievements, Objectives, and XEM token Price
さいごに
2017年に15~30倍とはかなり強気(笑)そこは主要な人たちの意見ですから自信をもってやっていることの表れだと思います。
NEMのポテンシャル的に現在価格は過小評価されていると思いますが、きちんと評価される土台がまだ出来上がってないのも現実だと思います(広報的なことも含めて)
3人が口を揃えているように、やはりカタパルトのリリースが目玉のようですね。今の情報では2017年Q1にリリース予定だったと思います。
ということは、その時期に向かって価格はジリ上げしていって、リリース後に(また)ガタ落ちするというシナリオも…いやいや次回は底堅く値上がりしてくることに期待します。
個人的にはロンさんの言う「NEMの開発チームの拡大」にぜひ!と感じました。
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NEMモバイルウォレットからはQRでも(QR→スキャン)

著者プロフィール
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WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。
今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEMをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年近いトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。
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