EXYMはあなたの創造力がSymbolの価値をデザインするウォレットになる

 最終更新日2022/01/10 公開日2022/01/10    この記事は 約10分 で読めます。

いよいよコミュニティから有志が集って非中央集権的に開発するSymbolウォレット「EXYM(エクシム)」のビジョンとロゴデザインが公開されました。

EXYMという名前は「表現(Expression)」「体験(Experience)」のEXとSymbolの基軸通貨であるXYMの掛け合わせで出来たもので、ロゴはそのXをモチーフにして開発者の思いが込められた素敵なデザインに仕上がっています。

EXYMが開発ラインに乗ったところまでがとても非中央集権チックで分散型チックでドラマチックでした。ツイッター上でねむぐま君と私との会話で「ウォレットくらいは自分の好きなの使いたい」「ウォレットのスキン(着せ替え)をNFTにできたら良くね」「誰かー」という話をしてたんですね。

そしたらば、2人の別々のセンスと熱意と行動力のある開発者さん(りょーふぁー)がどこかしら共感してもらったのかどうなのか(たまたまなのか)、あの会話のコンセプト的な開発をはじめていて勝手に感動していました。

もう古くからお店などに古くはNEM決済、今はSymbol決済導入のお手伝いをしている「決済導入のプロ」のねむぐま君は、シンくまノードという開発者や貢献者支援型のノードを運営しており、私はその中でお手伝いをしてるのですが、早い話がそこで囲い込みました笑

彼らの行動力に敬意を表しつつ何かしらシナジー起せると思ったし、私は古代人なので行動力けたたましい人が好きなんですよ。囲い込むというと変な表現でしたが、たぶんEXYMが無事にメインネットにローンチ出来る頃には今のチームは解散するでしょう。非中央集権的って感じでなんかいいなって思うのです。

そしてEXYMは彼ら開発者タッグのプロダクトとして成長を続け、Symbolコミュニティの財産になる。はず。

さて、EXYM最大の特徴である「着せ替えNFT」について想像力を働かせてみます。

Symbol決済の本質


その前に、Symbol決済とはいったいなんぞや?…XYMと引き換えに商品やサービスを受ける本質について話しておきます。

日本円で手に入れることができるモノやサービスなのに、わざわざ取引所で口座開設してXYMを買ってきて、お店に出向いてSymbol決済で手に入れるなんてことは普通に考えて誰も積極的にやらないですよね。

買ってきたXYMの市場価値が上がって儲かったから、ハーベスティングでXYMをいっぱい手に入れたからSymbol決済を活性化させよう!流動性を上げよう!という動機はとてもいいのですが、本質ではないんです。

段階的に考えてみました。本質ってここだと思うのです。

1:会社や組織などの中央集権に依存せず、民主的に公平で独自の経済圏(エコシステム)をSymbolブロックチェーンを通じて創りたい。

2:誰かが誰かにXYMを送ったことをブロックチェーンに記録し、それらを誰でも調査できるようにし、そのまったく同じ記録をより多くの人が分散的に(民主的に)ノードで共有したらよさそう。整合性がとれて改ざんも防げるし。

3:より多くの人が分散的にノードを建てるには共感だけでは全く足りないので、報酬という旨味はあった方がいいよね。

4:でも中央集権じゃなく報酬をやる人や組織は存在しないので、ブロックチェーンに記録する時に手数料をXYMで徴収し、それをノードやハーベスターに分配したらよさそう。

5:そのネットワーク利用手数料を報酬化するだけでなく、ここらを成り立たせる重要な役割を担うノードやハーベスターには別途報酬が得られるルール(インフレ報酬)をシステムに組み込んでおいたら良さそう。ある程度成熟するまでは手数料少なすぎて弱い動機に力を加えられそうだから。

6:これらがうまく回れば民主的で自律的なエコシステムが成り立つんじゃねか?

というのが本質たるコアな部分になります。

ようするに、Symbol決済時に代金とは別で発生する手数料があって、それがこのエコシステムを健全かつ公平に成り立たせる要素になっていて、通貨の価値を民主的に支えてるってことです。

手数料はお店で決済する時だけでなく、XYMを取引所に入金する時や取引所から出金する時、ブロックチェーンで何かを記録し証明する時などにも発生します。

Symbol決済は欲しいものを手に入れる手段というよりは、このエコシステムを価値あるものにするための参加手段とか、(お店側もSymbolに何かを感じているから導入してるので)コミュニケーションツールだと考えたらいいのではないかと思います。

少なくともあなたの家の一番近くのコンビニで普通にSymbol決済できない、今のはじまりの段階においては。

着せ替えNFTが何をもたらすか

では、Symbol決済ってのはそういうものだ、という頭で読み進めてください。

構想の中でEXYMには、NFTではない着せ替えと、誰かが作った着せ替えNFTを設定するのと、自分が作った着せ替えをNFT化できるのと考えられ中です。それらから自分のSymbolウォレットの見栄えを自由に好みにカスタマイズできます。

唯一性のある着せ替えデザイン


そもそもあなたが目前にするアプリのデザイン(見た目)が唯一性のある着せ替えデザインになり、そのデータがフルオンチェーンされ民主的かつ非中央集権的かつ半永久的なものになり、さらに自由に誰かと交換可能になることで価値が付くかもしれないってところがイカれてます。

NFTをゲームアイテムにしたり、コレクタブルアートとして売買するトレンドはありますが、日常的に使うものの見た目をトークン化できると何が起こるかまだ私にはわかりません。これはEXYMを使う人々が何かを巻き起こすと信じています。

自己満足を満たす


自分の推しイラストレーターやフォトグラファー、好きなキャラクターの限定デザインなどが自分だけのものにできるという動機でEXYMをインストールし、Symbolに触れる人が増えるきっかけになるかもしれません。

所有者のトランザクションや履歴を拾って着せ替えNFTが動的に変化する仕掛けがあればどうでしょう?

例えば、送金するたびにアイドルキャラがアニメーションする。複数のアニメーションパターンの中から送金毎にランダムに再生されるとか、送金額の量で数段階のアニメーションが再生するとか。

ある着せ替えNFTを所有した時からのトランザクション量を計算して、デザインのパーツが少しづつ豪華に煌びやかになっていくとか。育成ゲーム要素があるウォレットの着せ替えというのもまだ見ぬ変なものではないでしょうか。

自分の子どもが描いた絵をEXYMの着せ替えNFTとしてデザインするのも良さそうですし、EXYMの着せ替えを子どもたちがデザインしNFT化して親や友だちにプレゼントするワークショップを開くこともできます。

これらをEXYMが技術的に可能にできるかはまた別としても、ユーザーの自己満足と愛着を増す要素には確実になります。

顧客サービスとして

お店が新規からリピーターまで顧客サービスの一環として利用するのもアリではないでしょうか。

例えば、カフェだったらカフェオリジナルデザインの着せ替えNFTを販売します。配布でもいいでしょう。その着せ替えNFTを保有したアドレスから飲食代が支払われると、一定確率でキャッシュバックされるとか、次回以降利用可能なモザイククーポンが貰えるとか、50回支払いしたら店長の変顔でデザインされたスペシャル着せ替えNFTが送られてくるとか。

そういった特典を通じてお店とお客さんとのちょっと変わったコミュニケーションが成り立つかもしれません。

お店での暗号通貨決済は"NEMの時代"に何度もやってきましたが、お代を払ってるというよりは、そのお店に足を運ぶきっかけやパブリックブロックチェーンに参加してる実感を得るためってのが強かった思い出があります。

あと、これは街おこしや地方イベント向けご当地デザインの着せ替えNFTなどでもうまく活用できると思います。

要素は無限大

その他にもSymbolブロックチェーンとEXYMが許す範囲でいろんな要素を絡めることができそう。例えば私が前にツイートしたこれとか。

デジタル財布なのに年代物という概念が付けれるし、誰が持っていたかがいつか価値に変わるかもしれないし、

金運アップ的な要素から呪いの要素まで盛り込んで遊べるかもしれない。

EXYMがSymbolに触れる楽しみをあなたに提供し、あなたが想像力を最大限に生かして、この素晴らしく変な経済圏を楽しみながら創っていけたらといいなと思います。

デザインというのは絵を描いたりモノを作ったりだけではなく、人の導線を作ったり、知識を伝え広めたり、あらゆる物事の解決方法だと思っています。EXYMを手にした時からあなたが価値を創るデザイナーになれるかもしれない。

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