NEMも!あるオーストラリアの小学校で暗号通貨の授業開講に世界が注目
最終更新日2017/09/28 公開日2017/09/28 この記事は 約4分 で読めます。
こちら先日ツイッターで書いた件の記事の和訳全文です。
これすごいな?
オーストラリアのウーラナ・パーク小学校で暗号通貨の授業が行われており、世界が注目していると。授業ではビットコインはもちろん、#NEM のブロックチェーンも使ってるそう。この話は同国の教員誌にも掲載されたんだとか。https://t.co/lJGGzumscJ— トレスト (@TrendStream) September 23, 2017
NEMも!あるオーストラリアの小学校で暗号通貨の授業開講に世界が注目
ウーラナ・パーク小学校の最近の動向に注目しているのは、生徒の親や特殊な訪問客だけではありません。
ジャーナリスト、アメリカのソフトウェア開発者、さらにはマレーシアの「暗号通貨」の専門家たちも、教室の中で行われていることに常に関心を寄せてきました。
Australian Teacher Magazineが、ビクトリア州の小学校が行っている新興のデジタル通貨システムへの取り組みについて、教員のKieran Nolan氏と話をした際には、専門用語についていくのが困難なほどでした。
エンジニアから教員に転身したKieran Nolan氏によれば、生徒たちは一言で言えば、ブロックチェーン技術を使って、“WoorannaCoin”と名付けられた自分たち独自の、暗号化によりセキュリティが保たれるデジタル通貨を構築しているのだと言います。
この取り組みはあまりにラディカルな技術的進歩に感じられてしまい、世間からの理解を得るのは困難なように思えますが、Nolan氏は、ビットコイン、ブロックチェーン、さらには他のデジタル通貨システムは、金融業界におけるニューカマーにすぎないのだと言います。
とNolan氏は考えをめぐらせます。
Nolan氏はウーラナ・パーク小学校の子供たちと職員に、オンライン・トランザクションを処理するためのブロックチェーンを支えている、ソフトウェアの習得法について教授する役割を担っています。
彼の試みは世界中から注目を集めているようです。
今年の始め、ウーラナ・パーク小学校は、アメリカを拠点に活動するソフトウェア開発者であり投資家でもあるAndrew Kwon氏の視察を受け入れました。
Kwon氏は非常に感銘を受けて、21BTC(当時の30,000ドル相当)をウーラナ・パーク小学校へと寄付しました。これはオーストラリアの学校に寄付された初のビットコインだと考えられます。
とNolan氏は報告します。
ブロックチェーン技術は、オンライン上のセキュリティと、いかにして1つのデータが所有され、操作され、コントロールされてしまうかについての価値ある教訓をも提供してくれます。
FacebookやTwitter、Youtubeとは異なり、ブロックチェーンは1つの中央集権的な機関に管理されているわけではありません。つまりその性質上、Nolan氏の生徒たちは自身のデータを管理する権限があるのです。
新しい意見集約の方法を求めて、子供たちはブロックチェーンを活用して、オープンソースで安全性の高い学校向けの投票システムを構築し、誰もが直接的に意思決定に参加できる手段を提供しています。
Kwon氏の寄付はスタート資金に使われます。
自分たちで開発した投票システムを活用し、生徒たちは寄付金の最良の使い道について投票を行いました。
この記事は2017年10月にAustralian Teacher Magazineに発表されました。
原文:One Aussie primary school teaches cryptocurrency- and the world is paying attention
著者プロフィール
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WEBデザイナー/ディレクターとしてのリーマン生活を脱却し、FX専業(兼業?)トレーダーをやりながら、MT4のEA/インジケーターの開発やFX関連情報サイトを運営していました。
今ではもう暗号通貨に絞って福岡を拠点に隠密活動しています。主にNEM Symbolをガッツリ、EthereumのDappsは趣味程度に。10年以上のトレーダー経験を活かし、暗号通貨相場のテクニカル分析もやってます。
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